中伏木駅 (国鉄)
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もとは富山県初の鉄道である中越鉄道が、1918年(大正7年)に能町 - 新湊間を開業させるのと同時に設置されたものである[1]。その後、1920年(大正9年)に中越鉄道が国有化され、国鉄の駅となったが[2]、1951年(昭和26年)に新湊線の旅客営業が廃止されると同時に廃止された[3]。
駅舎は駅長事務室、待合室、休憩室及び駅員休憩室の設備を有し、73.4平方メートルの面積を有した[9]。乗降場は片側式で、幅3.6メートル、長さは61.2メートルであった[9]。また、1925年(大正14年)5月より鉄道省用貯炭場が設置されており[5]、その面積は6050平方メートルで、富山機関庫をはじめ、金沢、福井、高岡、糸魚川及び直江津の各機関庫へ配給されていた[10]。構内総面積は22,978平方メートルに及んだ[9]。
当駅には地平貨物積卸場が1909平方メートル設けられており、構内には中伏木合同運送の貸付貯炭場があった[9]。
1930年(昭和5年)12月5日付『鉄道公報』附録通報「専用線一覧(運輸局)」によると、当駅接続の専用側線は次の通りであった[11]。
1934年(昭和9年)の名古屋鉄道局による報告によると、当駅接続の専用側線は次の通りであった[5]。
1943年(昭和18年)度における高岡市の報告によると、当駅には下記の富山県営専用側線が接続していた[12]。
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