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リー・ドリアン (Lee Dorrian 1968年 - )は、イングランドのコヴェントリー出身のシンガー。
グラインドコア・バンドのナパーム・デスに1987年〜1989年まで在籍し、『Scum』、『From Enslavement to Obliteration』、『Mentally Murdered』の3作にボーカリストとして参加。
チャック・シュルディナー(デス)や、ビル・スティアー(カーカス)らと共に、初めてデス・グラント・スタイルの歌唱法を使用した人物の一人として知られている。
ナパーム・デス脱退後の1989年、カテドラルを結成。『Forest of Equilibrium』をリリース。2ndアルバム『The Ethereal Mirror』からはストーナー・ロックの要素を強めるなどした。
さらにライズ・アバヴ・レコーズを設立し、エレクトリック・ウィザードやオレンジ・ゴブリンといったバンドの作品をリリースしている。
また、デイヴ・グロールのサイド・プロジェクト Probot、Sunn O)))のメンバーとの Teeth of Lions Rule the Divine にボーカルで参加した。
2011年2月、カテドラルは次作で解散することを表明。そして2013年、最終作『The Last Spire』がリリースされた。
その後、カテドラルの最後のメンバーであるギャリー・ジェニングス (g) とスコット・カールソン (b)、そしてレコーディング・エンジニアのハイメ・ゴメス・アレリャーノ (ds) が加わったハードコア・プロジェクト Septic Tank を立ち上げている。
ナパーム・デスに加入しボーカルをやる際に影響を受けた人物として、ディスチャージの Kelvin "Cal" Morris、アンチセクトの Pete、エクストリーム・ノイズ・テラーの Dean Jones、そして日本のG.I.S.M.の横山SAKEVIを挙げている[1]。
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