ヨロ郡 (カリフォルニア州)
カリフォルニア州の郡 ウィキペディアから
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ヨロ郡(ヨロぐん、英: Yolo County)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の北部に位置する郡である。人口は21万6403人(2020年)[1]。 郡庁所在地はウッドランドである[2]。人口最大の都市デイビスにはカリフォルニア大学デイビス校が立地している。
ヨロ郡は州都サクラメントに近く、サクラメント大都市圏に属しているが、郡の大半は田園地帯である。ヨロ郡を中心としてトマトの生産高は数百万ドルに上り、アメリカ合衆国のトマト缶詰と加工市場で90%を占めていることからもこのことが裏付けられる。
ヨロ郡はカリフォルニア州が州に昇格した1850年に設立された郡の1つである。
1850年当初の州法では"Yola"という綴りだった。Yoloはインディアンの名前が訛ったものであり、「殺到することの多い場所」を意味する部族名Yo-loy、あるいはインディアンの酋長の名前Yodo、さらには集落の名前Yodoiを語源とするなど諸説ある。
ヨロ郡は5人の地区監督官からなる委員会と4つの法人化都市の政府によって治められている。4つの都市とはデイビス、ウェストサクラメント、ウィンターズ、ウッドランドである。
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,023平方マイル (2,649 km2)であり、このうち陸地は1,013平方マイル (2,624 km2)、水域は10平方マイル (25 km2)で水域率は0.94%である。
上記の都市に編入されていない地域と町は以下の通りである。
ヨロ郡の交通は番号付き郡道の体系によっている。番号の付け方は次の通りである。
番号付き郡道は1マイル (1.6 km) 毎に離れており、1マイルに満たない場合は文字を付けて表示する。都市部に入る郡道は市境界を越えた所で固有の名称が付けられている。例えばウッドランドの郡道101号線はパイオニア・アベニュー、デイビスの郡道102号線はポールライン道路と名付けられている。
年 | 共和党 | 民主党 | その他 |
---|---|---|---|
2008年 | 30.9% 24,592 | 67.1% 53,488 | 2.1% 1,669 |
2004年 | 38.8% 28,005 | 59.3% 42,885 | 1.9% 1,379 |
2000年 | 37.5% 23,057 | 54.9% 33,747 | 7.5% 4,632 |
1996年 | 32.4% 18,807 | 56.9% 33,033 | 10.7% 6,239 |
1992年 | 28.2% 17,574 | 53.3% 33,297 | 18.5% 11,565 |
1988年 | 41.9% 22,358 | 57.0% 30,429 | 1.1% 585 |
1984年 | 47.8% 24,329 | 50.9% 25,879 | 1.3% 645 |
1980年 | 39.5% 19,603 | 43.3% 21,527 | 17.2% 8,560 |
1976年 | 42.4% 18,376 | 54.3% 23,533 | 3.3% 1,408 |
1972年 | 42.0% 17,969 | 55.4% 23,694 | 2.5% 1,075 |
1968年 | 38.4% 11,123 | 54.7% 15,833 | 6.9% 2,004 |
1964年 | 30.4% 7,976 | 69.5% 18,266 | 0.1% 32 |
1960年 | 44.7% 10,104 | 54.9% 12,395 | 0.4% 90 |
1956年 | 48.0% 9,347 | 51.7% 10,075 | 0.3% 57 |
1952年 | 53.2% 9,375 | 46.0% 8,119 | 0.8% 139 |
1948年 | 43.8% 5,560 | 52.5% 6,655 | 3.7% 469 |
1944年 | 41.8% 4,233 | 57.7% 5,837 | 0.5% 46 |
1940年 | 40.3% 4,373 | 58.8% 6,380 | 0.9% 101 |
1936年 | 29.8% 2,594 | 68.9% 5,992 | 1.2% 106 |
1932年 | 29.5% 2,515 | 67.8% 5,780 | 2.8% 234 |
1928年 | 57.0% 3,545 | 42.4% 2,641 | 0.6% 38 |
1924年 | 45.4% 2,470 | 14.6% 797 | 40.0% 2,180 |
1920年 | 62.0% 3,375 | 32.8% 1,787 | 5.3% 286 |
ヨロ郡はアメリカ合衆国大統領および連邦議会選挙で民主党の強い地盤であり、州内でも最も民主党を強く支持している。大統領選挙で共和党が多数を取ったのは1952年のドワイト・D・アイゼンハワーが最後だった。
アメリカ合衆国下院議員の選挙ではカリフォルニア州第1および第2選挙区の一部であり、カリフォルニア州議会下院議員の選挙では第2および第8選挙区、カリフォルニア州議会上院議員の選挙では第5および第1選挙区に入っており、2010年時点で連邦議会下院第1選挙区と州議会下院第8選挙区および州議会上院は民主党議員が、その他は共和党議員が務めている。
2008年の命題8に関する住民投票では法案に反対したカリフォルニア州内陸部3郡の1つとなった。これは同性同士の結婚を禁止するためのカリフォルニア州憲法修正案だった。反対は58.4%、賛成は41.6%となった(その他の反対した内陸郡はアルパイン郡とモノ郡である)[3]。
基礎データ
人種別人口構成
主たる言語による人口構成 |
年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
収入収入と家計 |
ヨロ郡教育部が郡内の公立学校を管轄している。
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