バライチゴ

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バライチゴ

バライチゴ(薔薇苺、学名Rubus illecebrosus Focke[1])は、バラ科キイチゴ属分類される落葉低木の1[3][4]。別名が「ミヤマイチゴ」[3][4]和名は、茎葉に鋭い棘が多いことやバラの花のようなイチゴであることに由来する[5]

概要 バライチゴ, 分類(APG III) ...
バライチゴ
実をつけたバライチゴ、伊吹山(滋賀県米原市)にて、2014年7月15日撮影
実をつけたバライチゴ、伊吹山滋賀県米原市
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: バライチゴ
R. illecebrosus
学名
Rubus illecebrosus Focke[1]
和名
バライチゴ
変種
  • ヤクシマバライチゴ Rubus illecebrosus Focke var. yakusimensis (Masam.) Hatus.[2]
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特徴

状に見える[5]地下茎は長くのび、新苗を出し[3]繁殖する[5]は直立し[5]、高さ20-45 cmで、カギ状のがまばらにある[3]は奇数羽状複葉、小葉は2-3対あり[4]、長さ3-8 cmの披針形で先は尖り、縁には重鋸歯があり、質は薄い[3]側脈が平行に多数並び、葉裏はほぼ無毛で、葉軸は無毛で、形の棘がある[4]。長い花柄の先に下向きに[5]直径約4 cmの白いを散房状に付ける。花弁は5個、片は先が尾状にのび、縁と内側に短く白い毛が密生する[3]。花期は6-7月[3]果実は集合果の核果[5]、長さ約1.5 cmの広楕円形で秋に[5]赤く熟し、食べられる[3]

分布と生育環境

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山地草地に生育する落葉低木のバライチゴ

日本固有種で、本州関東地方南部以西)、四国九州[3][5]の冷温帯に分布する[4]

山地[3][5]の林縁や草地にやや稀に生育し、しばしば群生する[4]

種の保全状況評価

日本では、以下の都道府県によりレッドリストの指定を受けている。石川県立自然公園条例(第13条第4項第8号)の規定により、医王山県立自然公園の特別地域内において許可を受けなければ採取し、又は損傷してはならない高山植物その他これに類する植物の指定を受けている[6]変種のヤクシマバライチゴ(屋久島薔薇苺、学名:Rubus illecebrosus Focke var. yakusimensis (Masam.) Hatus.[2]、別名:ヤクシマヒメバライチゴ)が、鹿児島県で絶滅危惧II類の指定を受けている[7]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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