バッドサンタ2』(原題: Bad Santa 2)は、2016年アメリカ合衆国の映画。「バッドサンタ」の続編。監督はマーク・ウォーターズ。『ミザリー (映画)キャシー・ベイツ』が、ウィリーの母親役で出演している。

あらすじ

 あれから13年後、出所したウィリーは再びセックス・アルコール依存症に陥り、自身の境遇にかつてないほど落ち込んでいた。性懲りもなく自殺を図り、失敗して未遂に終わったところへ、21歳になったサーマンが訪れる。サーマンは2年前に祖母を亡くし、父親も出て行き、ホーギーサブマリンサンドイッチ)店の店員になって1人で暮らしていた。サーマンはウィリーに大金の入った小包を渡すが、送り主は元相棒のマーカスで、クリスマスの仕事のオファーだった。ウィリーはしぶしぶ承諾して、シカゴに向かう。

シカゴに着くと、マーカスの今回の強盗のターゲットは、チャリティ団体であることを知る。しかもその情報提供者は、ウィリーを「Shit Stick」と呼ぶ、口の悪い母親サニーだった。ずっと疎遠だった母親との再会にウィリーはうんざりしていたが、サニーがパーキンソン病で苦しんでいることを知り、仕方なく協力する。

サンタのスーツを着てチャリティに潜入したウィリーは、あるとき他のサンタを全員小児性愛者だと勘違いし、暴行して逮捕されてしまう。チャリティ主催者のダイアンは、酒を飲み続けるウィリーを解雇しようとするが、AAミーティングに参加することを誓ったため、彼を赦す。ウィリーはダイアンに恋し、性交に及ぶ。

ダイアンの夫リージェントは、秘書のドルフマンと組んでダイアンを騙し、チャリティで集めたお金を横領しようとしていた。一方、マーカスは警備員のジーナから、チャリティ団体の金庫のセキュリティ情報を入手する。

ウィリーを追ってシカゴにやって来たサーマンは、チャリティコンサートを行う児童合唱団に参加することになる。ウィリーはジーナと性交に及び、金庫の鍵を入手する。そして、クリスマス・イヴに金庫破りを決行する。

キャスト

制作

撮影は、カナダのケベック州モントリオールで始まり、サンカトリーヌ通りサンアレクサンドルなどで行われた。

サウンドトラック

外部リンク

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