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ニューグレンは、直径7 mの2段式または3段式のロケットである。1段目には同社が開発するBE-4エンジンが7基搭載される。同じく同社が開発したサブオービタル機ニューシェパード同様に、1段目の再使用が計画されている。
ロケットの設計は2012年から開始されており、機体の詳細は2016年9月の公式発表により始めて明らかにされた[3]。初打ち上げは当初2019年頃とされていたが、その後の開発遅延により、2024年10月13日以降にずれ込む見込みである[4]。一方、2024年中に複数打ち上げる計画である[5]。
ニューグレンは、直径7 mの2段式ロケットを基本に、1段目の再使用を行い、またオプションとして3段目を提供する[3]。
1段目には、同社が開発したBE-4メタン/LOXエンジンを7基搭載する。1段目は地上に垂直着陸させて再利用を行う計画で、この方式は先行するニューシェパードにおいて2015年から2016年にかけてテストされた[3]。
2段目は1段目と直径は同じだが、搭載するエンジンは真空環境に最適化された2基のBE-3Uエンジンとなる[7]。推進剤としてはLH2/LOXを用いる。BE-3Uも同じくブルーオリジンが開発したエンジンで、こちらは既にニューシェパードにおいて大気下に最適化されたバージョンが使用されている[3]。当初は1基のBE-4U(BE-4の真空環境に最適化されたバージョン)を用いるとされていたが、開発の遅れから2018年に変更された[7]。
オプションの3段目には同じく1基のBE-3Uエンジンが搭載される。
ニューグレンは最低でも25回のミッションに耐えられるようデザインされている[8]。
ニューグレンの打ち上げには、ブルーオリジンが2015年にリースしたケープカナベラル空軍基地LC-36が使用される計画である[9][3]。
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