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ロシアの少数民族 ウィキペディアから
コミ人(коми - komi)はロシア、コミ共和国のペチョラ川、ブイチェグダ川(北ドビナ川支流)、スイソラ川、メゼン川流域(北方系)、およびカマ川上流の地域一帯(南方系)に住むウラル語族フィン・ウゴル系民族。狭義のコミ人の別称はジュリエーン(Zyryan)。人口は約39.5万人である(2002年時点)[7]。
コミ共和国の国旗 | |
(約553,000 (2002)[1][2]) | |
居住地域 | |
---|---|
ロシア, 大半が コミ共和国, ペルミ地方, ネネツ自治管区, アルハンゲリスク州, ムルマンスク州 | |
ロシア | コミ・ジュリエーン人 293,406 (2002), 228,235 (2010) コミ・ペルミャク人 125,235 (2002), 94,456 (2010) [3][4] |
ウクライナ | 2,710 (2001) [5] |
独立国家共同体 | コミ・ジュリエーン人 8,210 (1989) コミ・ペルミャク人4,791 (1989) [6] |
言語 | |
コミ語, ロシア語 | |
宗教 | |
ロシア正教が大勢 他に シャーマニズム | |
関連する民族 | |
ウドムルト人, 他の ウラル系民族 |
言語学的研究から、コミ人はウドムルト人、マリ人、モルドヴィン人と近縁関係にあり、紀元前1世紀ごろに分かれたと考えられる[8]。さらに、紀元後500年ごろ、コミ・ペルミャック人とコミ・ジュリーエン人に分化したようである[9]。そのため、人種はコーカソイドに属するが、モンゴロイドの遺伝子を持つ特徴がある。
コミ人のY染色体ハプログループはN系統が35.1%、R1a系統が33.0%、R1b系統が16.0%[10]、別の調査ではNが61.2%、R1aが32.7%となっている[11]。
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