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『WALKING MAN』(ウォーキング・マン)は、2019年10月11日に日本で公開された青春音楽映画[5]。ラッパーのANARCHYが映画初監督を務めた作品で、ANARCHYの実体験も盛り込まれたオリジナル・ストーリー作品。主演はかつてからANARCHYと親交があった野村周平で、劇中で初めてラップに挑戦している[注 1][1]。舞台は神奈川県の川崎の工業地帯である[6]。
映画のタイトルの"WALKING MAN"は、カセットテープのウォークマンと、それに出会って歩いていく男のダブル・ミーニングである[4]。
はまぞう
ANARCHYは25歳の頃、目標の一つに映画を撮ることを描いたといい、"リアルな現実、ヒップホップ、ラップを題材にした、現代の若者たちの心を突き動かす映画を作りたい"という意向で企画とプロデュースを担当した高橋ツトムに相談をしたのが始まりで、具体的に表現がまとまるまで2年間かかった[1]。映画を通してヒップホップのカルチャーは伝えたかったが、ヒップホップ映画を作ろうという気持ちはなかったという[6]。音楽だけでは表現できないことが映画で表現できるとし、脚本作りに関しては音楽作りと似ていて楽しめたと語っている[6][5]。
2019年9月5日、東京都の新宿バルト9完成披露が行われた[9]。2019年10月20日、同じく東京都の新宿バルト9で公開記念舞台あいさつが行われた[注 2][10]。
2020年4月24日、主人公のアトムが本編のラストシーンで披露するバラード調ラップソングをANARCHYが歌い直したリメイクバージョン、「Promise feat. Awich」が配信でリリースされた[11]。
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