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FOMA SH2101V(フォーマ - )は、シャープによって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末である。
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | シャープ |
発売日 | 2002年7月16日 |
概要 | |
OS | ザウルスOS |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) (2GHz) |
データ通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) |
形状 | PDAタイプの本体 Bluetoothハンドセット |
サイズ | 98 × 137 × 25 mm |
質量 | 本体:280g ハンドセット:43 g |
連続通話時間 | 約80分(音声電話時) 約50分(テレビ電話時) 約90分(ハンドセット) |
連続待受時間 | 60時間(本体) 80時間(ハンドセット) |
外部メモリ | SDメモリーカード |
赤外線通信機能 | 搭載 |
Bluetooth | 搭載 |
放送受信機能 | 非搭載 |
メインディスプレイ | |
方式 | タッチパネル搭載反射型TFT液晶 (本体) |
解像度 | QVGA (320×240ドット) |
サイズ | 3.5インチ |
表示色数 | 約26万2144色 |
サブディスプレイ | |
方式 | 非搭載 |
解像度 | 52×120ドット |
サイズ | 非搭載 |
表示色数 | モノクロ3階調 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約35万画素CMOS |
機能 | 非搭載 |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約35万画素CMOS(メインカメラと兼用) |
機能 | 非搭載 |
カラーバリエーション | |
レジェンドシルバー | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
当端末はシャープ初のFOMA端末であり、それと同時にFOMA初のPDA一体型端末として登場した。
M1000発売までの間長らく、FOMAシリーズ唯一のPDA一体型でスマートブックの端末であった。
QWERTY配列のキーボードを採用し、OSにはザウルスをベースとしたものを搭載、感圧式のタッチパネルをタッチペンで操作し、表計算やメモ編集ができるなど、現在のスマートフォンに近い機能を有していた。
通話は付属のBluetooth接続によるペン型ハンドセットで受話器のように行なう事も、端末本体でハンズフリーで行うことも可能。通話の他にも音楽再生のリモコン操作や受信メールの確認、発着信も可能となっている。
本体のカメラを見ながら、TV電話をすることも可能である。通信機能としてはiモードのほかに、mopera等の通常のISPに接続しWeb画面の閲覧やPOP、IMAPメールの送受信も可能である。
このほかに本体にはUVコーティングが施されており、塗装の剥がれや傷を防ぐ配慮がなされている[1]。
発売当時は本機に競合する端末がなかったため、実売価格が10万円を越える高額機になっていた。
これは現在のスマートフォン(ハイエンドモデル)の価格に匹敵する。
シャープからは後に、EM・ONE等のスマートフォンやWILLCOM D4等、本機を上回るスペックの製品が発売されている。
また、ドコモ・FOMAに限れば実に7年半越しとなる2009年2月にQWERTY配列キーボードにテレビ電話・iモード・フルブラウザ・iコンシェル・HSDPAを初めとするFOMAの最新機能を盛り込ませたSH-04Aが発売された。
当端末は2003年度グッドデザイン賞を受賞している[1]。
受賞理由としては、Bluetooth子機を有していることに次世代感があること[1]が挙げられている。
NTTドコモおよびシャープより不具合は発表されていない。
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