Loading AI tools
携帯型ゲーム機 ウィキペディアから
NEOGEO X(ネオ・ジオ エックス または ネオジオ エックス)は、2012年12月に発売された携帯型ゲーム機である。価格は199.99USドル(19,900円)。
SNK Playmore USAより公式ライセンスを得た北米のゲーム会社Tommo Inc.によって開発された。2012年3月に開発していることを正式発表[2]。同年8月に詳細内容が発表された[1]。
8月の詳細発表の時に商品構成(以下を参照)、商品価格が199.99ドル(発表時点のレートで15700円)、発売日が12月6日になることが明らかにされた[1] が、発売日は海外で12月18日、日本で12月28日となった。北米ではTommo社、欧州ではBlaze社が配給を担当し、日本ではBIC company limitedが北米版に日本語版説明書をつけて輸入販売した。日本では1,000台限定で発売となった。[3]
3.5インチの液晶を搭載している携帯ゲーム機『NEOGEO X』、充電機能やテレビへの出力機能を持ったステーション『NEOGEO X Station』、外付けコントローラー『NEOGEO X Joystick』で構成され、『NEOGEO X GOLD Entertainment System』を構成している[1]。本体単体での販売(129.99ドル)も予定されており、また別売の『NEOGEO X Joystick』を追加購入することで対戦プレイも可能[4]。
追加のソフトウェアはSDカードで供給される予定で、初回生産の限定版には特典として『NINJA MASTER'S』(ニンジャマスターズ〜覇王忍法帖〜)のゲームカードが同梱されている。
2013年8月から、初回生産分の本体とNEOGEO X Mega Pack: Volume I(追加ゲームカード)をセットにしたバンドルパックが、1万9,900円で日本の公式サイトなどで販売されている。
この節には内容がありません。 (2021年8月) |
NEOGEO X本体である「NEOGEO X Handheld」自体は携帯型ゲーム機であるが、同梱するドッキングステーションとアーケードスティックを使用することにより、テレビ出力とスティック操作が可能となる家庭用据え置き型ゲーム機ともなる。スティックを2つ接続することで対戦・協力プレイが可能となる。
付属するUSB接続のアーケードスティックはPC/PS3で使用できることが確認されている。その他、一部の他機種アーケードスティックもNEOGEO Xにて使用することができるといった報告がされている。(NEOGEO X専用ではないが、既に発売中のPS3対応「NEOGEO STICK 2」によるコントローラー使用も可能である。)ドッキングステーションとアーケードスティックの家庭用ネオジオとしての見た目や操作性・質感の再現度は極めて高い。スティックの裏側には四隅に滑り止めのゴムが接着されており、スティックボールは固定されている。この為オリジナルのスティックでよく見られたヒビ割れの心配もなくなっている。
HDMI出力が可能であるが解像度などは元のネオジオと同一仕様であり画質がHD化などはされていない。NTSC/PALでの出力、画面比率を4:3/16:9から選択することが可能である。モニタ側への映像・音声出力はHDMI端子とRCA端子(コンポジット)がある。付属し使用するHDMIケーブルはモニタ側は通常のHDMIであるが、本体側はHDMI mini端子となっている。
収録ゲームは全て海外仕様である為、日本仕様とは異なる点も存在する。以下に一例を挙げる[5]。
以下の20タイトルのプリインストールされている[2]。
海外では2013年6月25日に追加ゲームカードとなる NEOGEO X Classics Vol 1 - 5 までの全15作品が発売された。ひとつのカードごとに3タイトルが収録されており、価格はそれぞれ$24.99となっている。NEOGEO X Mega Pack: Volume I として1-5巻までの全15タイトルをまとめて収録したパッケージも$79.99で発売された。
これら付属品としてロケットケーブルがあり、ステーションを介さなくとも充電が可能となっている。(NEOGEO XのACアダプタをmicroUSBに変換し充電できる変換アダプタ)収納ケースは、NEOGEO Xも収納可能なNEOGEOカートリッジケースと同サイズである。
追加カードにはファームウェアアップデート(System Update 1.0 / v500a)が収録されており、これにより以下の機能が追加される。
NEOGEO X Classics Vol 1
NEOGEO X Classics Vol 2
NEOGEO X Classics Vol 3
NEOGEO X Classics Vol 4
NEOGEO X Classics Vol 5
追加ゲームカード「NEOGEO X Classics Vol 1 - 5」と「NEOGEO X Mega Pack: Volume I」の初期ロット生産分にて、アップデートが適用されない、失敗を繰り返す、HDMI接続時に音声が出力されなくなるといった初期不良の不具合が発売当初から国内外の購入者間で報告された。
Tommo社は公式サイト上でこれを認め、謝罪した後に購入者に対して返品・交換の対応を行った。日本国内でもこの不具合に対して販売店などは同じ対応を取ることとなった。現在販売されている物は不具合修正バージョンに差し替えられており、アップデート時において前述したような問題が発生することはなくなった。
全品チェックは全て手作業で行ったようで、パッケージを開封→チェック→パッケージに入れるという作業をひたすら繰り返したそうである。[6]
Tommo社はATARI社に同社のAtari 2600を再販したFlashback2の模造品を故意に無断で販売し、損害を受けたとして2011年に訴えられている。[13]
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.