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日本の雑誌企画 ウィキペディアから
MSV-R(エムエスブイアール)[注 1]は、角川書店発行の雑誌『ガンダムエース』で2010年代前後に連載された大河原邦男によるガンダムシリーズのメカニックデザイン企画。1980年代中頃のメカニックデザイン企画『モビルスーツバリエーション (MSV)』の続編に当たる。
2009年3月に角川書店から発売された書籍「機動戦士ガンダム原典継承 ― 大河原邦男画集」で新規のモビルスーツ (MS) が追加されたのを契機に、機動戦士ガンダム生誕30周年企画・MSV公式続編[1]として、「ガンダムエース」2009年6月から2013年8月号まで連載された。当企画は大河原によるデザイン画と、それに基づいたイラストと解説文で構成されている。
宇宙世紀0089年、地球連邦軍が一年戦争終結10周年の区切りとして過去の資料や文献の調査をF.S.S.に依頼、調査の中で明らかになったこれまで未確認だったMSや状況がまとめられたものという設定。新たに設定されたメカニックは一年戦争期の物に限定されており、ただ新規の機体をデザインするだけではなく、『MSV』で文字設定のみで存在した機体の画稿を新規にデザインしたり[注 2]、これまで模型用のカラーバリエーションとして扱われていた機体について設定付けしていることなどが特徴となっている。
さらに、不定期に読者参加によるMSデザインやキャラクター設定の公募企画がおこなわれ、そこからの新機体なども生み出されている。
本企画のメカニックや設定を題材にした漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』や小説『機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ』の連載など、メディアミックスもおこなわれている。
連載終了から10年後、『ジョニー・ライデンの帰還』が完結した翌月の『ガンダムエース』2023年10月号において、大河原の「最後の新連載」として再起動。名称は『MSV-R SEASON 2 / U.C.0079-0091』とされた。
以下の人物は各項目を参照。
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