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日本保守政治行動会議、米国CPACの日本版として開催されるACU公認のイベント ウィキペディアから
J-CPAC(Japanese Conservative Political Action Conference、日本保守政治行動会議)は、経済、政治、安全保障、その他の分野において保守主義・自由主義への理解を深め、各界のリーダーが連携することによりアジア・太平洋地域の平和と繁栄を図るために行われる国際会議。関連のイベントに米国共和党の最大の支持母体「アメリカ保守連合」(en:American Conservative Union、ACU)による政治イベント「保守政治活動協議会」(Conservative Political Action Conference、CPAC)[1]があり、J-CPACは同イベントのアジア版として開催されるACU公認のイベント[2]である。2017年に東京で第1回会議が行われ、以後連続して開催されている。
この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2021年4月) |
J-CPAC実行委員会によって運営され、運営メンバーはAmerican Conservative Union(ACU)を中心とする米国側と日本保守連合(Japan Conservative Union、JCU)を中心とする日本側、またアジア太平洋地域の保守の連帯を目指すAsia Pacific Conservative Union(APCU、アジア太平洋保守連合)等の有志連合によって構成されている[3]。
将来的にアジア・太平洋地域に活動を拡大させる方針を表明しており、2018年5月には韓国においてKorean Conservative Union(KCU)が設立[4]された。さらに2019年にはCPAC Australiaの運営団体としてLibertyWorksが設立された。[5]
実行委員会のメンバーであるあえば直道(幸福実現党初代党首)は共和党全米委員会アジア担当顧問(当時)を自称しており[6]、ワシントン滞在中、アル・カルデナス(Al Cárdenas)前ACU議長より日本でも草の根保守主義を広げる活動をしてはどうかとの提案を受けた[7]。
これを受け、2015年に一般社団法人JCUを設立。2017年12月に1回目となるJ-CPAC2017が開催され、「自由と法の支配」「安全保障とテクノロジー」「核武装「議論」の是非を議論する」「日米仮想通貨サミット」「太平洋・インド洋」などのセッションを設け議論が行われた[8]。ホワイトハウスで主席戦略官を解任されたばかりのスティーブン・バノンが来場するということもあり、当日の模様は多くのメディアによって報道された[9][10]。特に安全保障セッションでの核武装に関する議論はビートたけしのTVタックルの特集の中で一部取り上げられた[11]。
2018年には第2回目となるJ-CPAC2018が開催された。第2回目となるJ-CPACでは、作家の小川榮太郎をエグゼクティブプロデューサーに迎え[12]、「アメリカ中間選挙総括」「トランプイズム‐大規模減税と規制緩和‐」「SDGs(持続可能な開発目標)」「マスコミ・メディア論」「朝鮮半島に対する大国の影響力‐東アジアの危機‐」「ブロックチェーンが導く、新しい通貨と民主主義」「21世紀の貿易戦争‐米国、中国そして日本」「How to 核武装」「選挙対策」「拉致問題」など多岐にわたり議論が行われた 。トランプ政権の上級閣僚であるミック・マルバニーの初来日は産経新聞が取り上げた[13][14]。
2019年には第3回目となるJ-CPAC2019が開催され、「ロシアゲートと日米メディアを問う」「9条改正後の日本と世界」「農業対決!日本のマーケットはいまだに閉鎖的なのか」「メディア・アカデミズム論 自由社会を守れるか」「失われる韓国」「東アジアの砦-台湾(日米台)セッション-」「祝祭資本主義とサステナビリティ‐2020年オリンピック・パラリンピックに向けて-」「消費増税とあるべき税制」「在中邦人企業が制裁される日‐ECRAと米中貿易戦争‐」「産業空洞化」「暗号資産と保守運動の未来予測‐」「香港の自由のために」「アジア太平洋地域における保守派の連帯:現状と課題(APCUセッション)」など国内外のトピックを幅広く扱った。
後述の通り、今回は初めてアメリカより連邦議員がセッションに参加するなど規模を拡大しての開催となった。また、出国直前、当局に拘束され来日はかなわなかった香港民族党の陳浩天(アンディ・チャン)がビデオメッセージを送るなど混乱する香港の模様を取り上げ、産経新聞から注目された中での開催となった[15]。
第1回の開催以来、国内外から数多くの公人(政府高官、国会議員)、経済人、学者・有識者、保守活動家等が登壇している。(順不同)
等[8]
等[16]
等[17]
等[18]
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