IPhone 8 Plus
Appleのスマートフォン ウィキペディアから
iPhone 8 Plus(アイフォーン エイト プラス)は、Appleが開発・販売したiPhoneの第11世代目のモデルである。
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開発元 | Apple |
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製造元 | Foxconn |
姉妹機種 | iPhone 8/iPhone X |
世代 | 第11世代 |
発売日 |
通常モデル 2017年9月22日 (PRODUCT)RED 2018年4月13日 |
販売終了日 | 2020年4月16日 |
OS | iOS 11.0(初期搭載)→iOS 16.7.11 ※iOS 17から対象外(2025年3月現在、セキュリティーアップデートは更新中) |
SoC | Apple A11 Bionic |
CPU | Apple A11 Bionic 6コア |
メモリ | 3GB (LPDDR4X) |
ストレージ | 64, 128, 256 GB |
ディスプレイ | 5.5インチマルチタッチディスプレイ , 1,920 x 1,080 ピクセル 401ppi IPS液晶 |
グラフィック | Apple独自設計 3コア |
デジタルカメラ |
背面: 12メガピクセル広角カメラƒ/1.8の6枚構成のレンズ 12メガピクセル望遠カメラƒ/2.8, 裏面照射型センサー, 4Kビデオ 24.30.60fps, スローモーション1080p/240fps 前面: 7.0メガピクセル, 裏面照射型センサー, FaceTime HDカメラ |
外部接続 | Lightning |
電源 | Lightning、Qi対応 |
プラットフォーム | iPhone |
サイズ |
縦 158.4mm 横 78.1mm 厚さ 7.5mm |
重量 | 202g |
前世代ハード |
iPhone 7 iPhone 7 Plus |
次世代ハード |
iPhone XR IPhone XS iPhone XS Max |
関連商品 | iPhone 8 iPhone X |
ウェブサイト |
support |
詳細
iPhone 7 Plusの後継機種である。SoCはApple A11 Bionicを搭載。Taptic EngineとiPhone 6sから搭載されている3D Touchを採用している[1]。通信はLTE-Advancedに対応する。
外観は、iPhone 6 Plus、iPhone 6s Plus、iPhone 7 Plusに似ているが、ガラスとアルミフレームを組み合わせた構造に変わっている。画面、背面ともにより強化されたカスタムガラスを使用している[2]。背面のカラーバリエーションはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、プロダクトレッドの4色。アルミフレームはそれに合わせたカラーになっている。iPhone 8 PlusはIP67等級の耐水・防塵耐性を有する[1]。
iPhone 7 Plusよりも重量は14g増えている[1]。
画面サイズはiPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plusと同様5.5インチスクリーン。新たにTrue Toneに対応したRetina HDディスプレイを採用している。
ワイヤレス充電(Qi準拠)に対応し、高音質コーデックであるEnhanced Voice Services(EVS-WB[3])に対応している[4]。画面比率16:9でフルHD(1920×1080)に対応した事実上最後のiPhoneである。
- 2018年
- 3月30日、iOS 11.3とキャリア設定アップデートより、NTTドコモのPREMIUM 4Gで最大受信速度594Mbpsのデータ通信に対応した[5]。
- 4月、(PRODUCT)RED™モデルを発売開始[6]、au とソフトバンクからは13日、NTTドコモは14日から[7]。
- 9月13日、iPhone 8と同様に(PRODUCT)RED™モデルが販売終了。
- 2019年9月11日、iPhone 8と同様に256GBモデルの販売が終了し128GBモデルの発売を開始。
- 2020年4月16日、iPhone SE (第2世代)の発売に伴い、終売[8]。
- 2023年6月7日にWWDC23基調講演で発表されたiOS 17では、iPhone 8 / iPhone Xと共にサポート対象外となった。iOS 16.7.10へのセキュリティアップデートは2024年10月現在提供されている[9]。
ソフトウェア
iPhone 8 Plusは出荷開始時はiOS 11がプリインストールされていた。
通信形式
- LTE-AdvancedFDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66) TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42)
- 3GTD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz) UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
- 2GGSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
- MIMO対応IEEE802.11ac Wi-Fi
- Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
- リーダーモード対応NFC
- エクスプレスカード
- FeliCa
不具合
一部のユーザからバッテリが膨張しているという報告が上がって、Appleは現在調査中とコメントした[10][11]。対応としては基本的には本体交換が行われる(保証期間内は無償)。
付属品
以下の物が含まれる[1]。
- EarPods with Lightning Connector
- Lightning - USBケーブル
- 5W USB電源アダプタ
- マニュアル
急速充電(USB-PD充電)の仕様
iPhone 8 Plusを急速充電するにはApple USB-C - Lightningケーブルと18W以上のApple USB-C電源アダプタ(または同仕様のUSB-PD充電器)を使用する必要がある。急速充電を行うと30分で50%まで充電できる[13]。18W以上のApple USB-C電源アダプタを使用しても18W電源アダプタと同じ出力になる。iMacのUSB-Cポートでは15Wでの急速充電が出来る[14]。またiPadに付属する10Wもしくは12W電源アダプタを使用すれば、付属する5W電源アダプタより、速く充電出来る[15]。
iPhoneのモデルのタイムライン

脚注
外部リンク
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