E-MA

大阪市北区にあるビル ウィキペディアから

E-MA

イーマ(イーマ、英字表記:E-MA)は、大阪府大阪市北区梅田ダイヤモンド地区に所在する商業ビル。入居しているシネコンT・ジョイ梅田」や、その前身である「梅田東映会館」についても、本記事で記述する。

概要 イーマ, 情報 ...
イーマ
E-MA
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情報
用途 店舗映画館事務所
設計者 奥村組
施工 奥村組
建築主 合同会社梅田イーマ、東映
事業主体 合同会社梅田イーマ、東映
管理運営 東急コミュニティー、東映
構造形式 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積 2,442.93 m²
建築面積 1,948.70 m²
延床面積 26,599.83 m²
階数 地上14階地下3階 塔屋1階
竣工 2002年
開館開所 2002年4月24日
所在地

530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-12-6

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座標 北緯34度42分2.2秒 東経135度29分54.6秒
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概要 イーマ, 店舗概要 ...
イーマ
E-MA
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店舗概要
開業日 2002年4月24日
商業施設面積 7,697.20 m²
店舗数 47店
最寄駅 地下鉄谷町線東梅田駅地下鉄御堂筋線梅田駅阪神本線梅田駅
外部リンク http://www.e-ma-bldg.com/
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概要

地下2階から地上4階までのファッションフロア、5階と6階がレストラン街で、7階から13階は7スクリーンを持つシネコンT・ジョイ梅田」が入っているファッションビル

ザイマックスグループが地下2階から6階までのファッションフロア・レストランフロア部分を区分所有し、7階から14階の映画館・オフィスフロアは東映が区分所有し、それぞれを管理・運営する形で開業した。

地下2階から地上6階までは、2008年にザイマックスグループから三菱商事へ売却された。2015年3月には興銀リース(現みずほリース)に譲渡[1]、2015年12月にDREAMプライベートリート投資法人に譲渡[2]、2018年10月には白馬キャピタル5特定目的会社(アンジェロ・ゴードンのSPC)に譲渡された[3]。2022年にはダイビルのSPCが取得したと報じられている[4]

過去には阪神電気鉄道傘下の大阪ダイヤモンド地下街がファッション、レストランフロアの運営を受託しており、地下街「ディアモール大阪」との合同キャンペーンや、阪急阪神東宝グループの共通ポイントカード「阪急阪神おでかけカード」や「Sポイント」の導入といった施策がとられていた[5]が、2020年10月[要出典]より運営会社が東急コミュニティーとなり、「阪急阪神おでかけカード」、「Sポイント」の利用は出来なくなった[6]

T・ジョイ梅田

東映グループのティ・ジョイが運営しているシネマコンプレックス(シネコン=複合映画館)。当初は松竹グループの松竹マルチプレックスシアターズとの共同運営であったが、現在はティ・ジョイの単独運営。同ビルの7階から13階までに所在している。

梅田東映会館(後述)の後継映画館「梅田ブルク7」として、E-MAの開業から3日後の2002年4月27日に開館した。全7スクリーンがデジタル上映に対応しており、総座席数は1,390席+車椅子16席。主に東映の作品や松竹の洋画作品を上映するが、まれに東宝洋画系作品も上映することがある。

近隣には、TOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマといったシネコンも所在する。

2019年6月28日に、国内3館目、関西では初となるドルビーシネマがシアター1に導入された[7]

2023年4月1日に施設名称を「T・ジョイ梅田」へ改称した[8]

さらに見る シアターNo., 座席数 ...
T・ジョイ梅田スクリーン詳細
シアターNo.座席数備考
1376DOLBY CINEMA(2019年開業)
2146
3207
495
595
63303D対応
71413D対応
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交通

いずれもディアモール大阪経由で直結。

梅田東映会館

概要 梅田東映会館Umeda Toei Theater, 情報 ...
梅田東映会館
Umeda Toei Theater
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跡地には御堂筋フロントタワーが建てられた。
情報
通称 梅田東映、梅田東映パラス
梅田東映パラス2
正式名称 梅田東映会館
完成 1959年
開館 1959年3月20日
閉館 2002年4月28日
収容人員 (3スクリーン)1,881人
客席数 本文参照
設備 ドルビーデジタル5.1ch
35mm映写機
用途 映画上映
運営 東映株式会社
所在地 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13
位置 北緯34度41分51.7秒 東経135度30分0.6秒
アクセス JR東西線北新地駅下車
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大阪府大阪市北区曽根崎新地に存在し、大阪北地区における東映系映画館のチェーンマスターとして知られた。大阪駅前第3ビルから南へ梅田新道交差点をくぐる地下道を経て階段を上がった先に建っており、梅田東映・東映パラス・東映ホール(後にパラス2)から構成されるビルには、そのほかにも飲食店や東映直営のアニメショップアニメポリス・ペロ大阪店[9])などの各種店舗が入居していた。

媒体によっては、「大阪東映会館」とも表記されている[10]

2002年4月28日には43年の歴史に幕を下ろし、「直営館からシネコンへ」という東映の戦略に沿って閉館した[11]2003年12月3日には解体中に4階部分の床が抜け、地下1階部分へパワーショベルごと運転士が落下して死亡する事故が発生した[12]2010年には跡地に地上20階・地下1階の商業ビル「御堂筋フロントタワー」が建てられたが、まもなく関係各社間で問題が発生したためにテナントが入居せず、無人ビルと化した[10]。その後、2018年10月3日にはアメリカの不動産投資顧問会社、ラサール・インベストメント・マネージメントに購入され[13]2019年6月3日にはWeWorkが1棟ごと借り上げる形でシェアオフィスを開設した[14]

なお、映画監督の中島貞夫が後年に述懐したところによれば、『極道の女たち 決着』(1998年公開)の当時に挨拶で訪れたことがあるという[15]

データ

脚注

参考文献

外部リンク

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