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DC/PRG(ディー・シー・ピー・アール・ジー)は、日本菊地成孔主宰のビッグバンド1999年に「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン)」名義で結成。

概要 別名, 出身地 ...
DC/PRG
別名
  • DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
  • DCPRG
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間
レーベル
共同作業者
公式サイト 菊地成孔の第三インターネット - naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME
メンバー
  • 菊地成孔(コンダクト、CDJ、キーボード)
  • 坪口昌恭(キーボード)
  • 小田朋美(キーボード)
  • 大村孝佳(ギター)
  • 近藤佑太(ベース)
  • 千住宗臣(ドラム)
  • 秋元修(ドラム)
  • 大儀見元(パーカッション)
  • 津上研太(サックス)
  • 高井汐人(サックス)
  • MELRAW(サックス)
  • 類家心平(トランペット)
旧メンバー
  • 大友良英(ギター)
  • 高井康生(ギター)
  • ジェイソン・シャルトン(ギター)
  • 栗原正己(ベース)
  • 芳垣安洋(ドラム)
  • 藤井信雄(ドラム)
  • 吉見征樹(タブラ)
  • 後関好宏(サックス)
  • 青木タイセイ(トロンボーン)
  • 佐々木史郎(トランペット)
  • 関島岳郎(チューバ)
  • 丈青(キーボード)
  • アリガス(ベース)
  • 田中教順(ドラム)
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概要

菊地の私淑するエレクトリック・マイルスコンセプトの軸に、アフロビートファンク現代音楽を取り入れることで、クラブカルチャー/ダンスフロアに、従来とは異なる律動構造をもったダンス・ミュージックを提示することを音楽的な主眼として結成された。

当初はディスクジョッキーキーボードテナー・サクソフォーンを兼任するバンドマスターの菊地の他に、キーボード、ギター2人、ベースドラムス2人、パーカッションタブラソプラノ・サクソフォーンの10人編成で結成された。2000年に菊地の私塾の生徒だった後関好宏(テナー/ソプラノ・サクソフォーン)が加入、11人編成となり、菊地はDJ、キーボードの演奏とバンドの指揮者に専念するようになる。第二期(2003年〜)に入るとブラスセクション(トロンボーントランペットチューバ)が増員され、14人編成と更に大所帯になる。

その後も活動を続けたが、結成当初は2002年に解散をすると宣言をしていた。また、菊地がリスペクトするマイルス・デイヴィス菊地雅章などジャズの楽曲だけでなく、ジミ・ヘンドリックスビージーズデヴィッド・ボウイらの往年の名曲もカバーしている。

2007年4月25日、Shibuya O-EASTでのライブの本編終了後に活動終了を発表。理由としては「アメリカを表現したため、ファンクバンドとしての役目を終えた。あらかじめ活動終了をアナウンスすると、最近会場に足を運んでいなかった観客が押し寄せるだろうから、あえて当日まで秘密にしておいた」と語った。アンコールではメンバーが担当楽器を持ち替えて「Hey Joe」を演奏した。

2009年マイケル・ヘンダーソン率いるエレクトリック・マイルス・リユニオンバンドの来日公演のダブルビルとしてのオファーを受け、一夜限りの活動再開が決定されたが、マイケル・ヘンダーソンのプロジェクト自体が頓挫し、単独ギグを行う事となり、併せて活動を本格的に再開する事になった。

2010年7月25日、菊地のサイトにおいて再集結が発表。再結成では無く新メンバーによる活動再開であること、バンド名をDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENからDCPRGに改称することがアナウンスされた。2010年10月9日、東京の日比谷野外音楽堂でのライブを皮切りに、単独公演やレコーディングなど、定期的に活動を行っている。2012年以降はSIMI LABとのコラボレートを続け、ヒップホップの要素も取り込んでいる。フェスティバルやイベントでの客演も多く、日本国内でも有数の大型ダンスバンドとなっている。

活動再開後の編成は、菊地の他、キーボード2人、ギター、ベース、ドラムス2人、パーカッション、サクソフォーン2人、トランペットと、結成当時とはやや異なっている。

2015年5月、名称をDCPRGからdCprGへ再改称。

2017年1月、メンバーチェンジに伴いdCprGからDC/PRGへ再々改称。

2021年2月21日、解散発表[1]

2021年4月2日、STUDIO COASTでラストライブ「Hey Joe, We’re dismissed now/PARTY 2-TOKYO」を開催し解散した[2]

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メンバー

2010年活動再開以降のメンバー

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名前担当楽器dCprG以外の活動備考
菊地成孔コンダクトCDJキーボード菊地成孔ダブ・セプテット
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/JAZZ DOMMUNISTERS
坪口昌恭キーボード坪口昌恭Quartet/東京ザヴィヌルバッハ/菊地成孔ダブ・セプテット
小田朋美VOICE SPACE2014年東名阪ツアーより
大村孝佳ギターC4Marty FriedmanBABYMETAL(神バンド)
近藤佑太 ベース
千住宗臣ドラムCOMBO PIANO/PARA/ウリチパン郡
山本精一 & THE PLANGROUND/KOMA(劫魔)
秋元修
大儀見元パーカッションオルケスタ・デ・ラ・ルス米米CLUB/SWINGOZA
熱帯JAZZ楽団/菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
津上研太サックスBOZO/村田陽一orchestra渋谷毅オーケストラ
高井汐人朱雀大路/アトリエ・ブラジル/Informel 8
MELRAW2021年4月2日の解散ライブで正式加入
類家心平トランペット菊地成孔ダブ・セプテット/Informel 8
サポートメンバー
TAKUYAギターJUDY AND MARY活動再開から大村正式加入まで
滝沢スミレキーボードKINGDOM☆AFROCKS2013年5月日比谷野音
MELRAWサックス2019年11月の4都市ツアーの名古屋、大阪、福岡公演に高井汐人の代わりに参加
脱退
丈青キーボードSOIL&"PIMP"SESSIONS/J・A・M/JUA多忙のため2012年12月のライブをもって脱退
アリガス ベース 朱雀大路/元五人一首
田中教順 ドラム 朱雀大路/Informel 8
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2007年活動終了以前のメンバー

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名前担当楽器dCprG以外の活動備考
菊地成孔コンダクト・CDJ・キーボードティポグラフィカGround ZeroSPANK HAPPY
東京ザヴィヌルバッハ/菊地成孔Quintet
坪口昌恭キーボード坪口昌恭Trio/東京ザヴィヌルバッハ/菊地成孔Quintet
高井康生ギターAhh! Folly Jet
ジェイソン・シャルトンPanic Smile第二期から
栗原正己ベース栗コーダーカルテット
芳垣安洋ドラムGROUND ZERO、モダンチョキチョキズRovo/Vincent Atomics
渋さ知らズ大友良英NEW JAZZ QUINTET
藤井信雄坪口昌恭Trio/菊地成孔Quintet/Giulietta Machine
大儀見元パーカッションオルケスタ・デ・ラ・ルス米米CLUB/BIG HORNS BEE/SALSA SWINGOZA/熱帯JAZZ楽団/菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
吉見征樹タブラARABINDIA/STOY/スパニッシュ・コネクション/彼岸の此岸
津上研太サックスBOZO/村田陽一orchestra/大友良英NEW JAZZ QUINTET/渋谷毅オーケストラ
後関好宏(ゴセッキー)東京中低域/stim/KINGDOM☆AFROCKS/EGO-WRAPPIN'
在日ファンク一十三十一風味堂
青木タイセイトロンボーンオルケスタ・デ・ラ・ルス/熱帯JAZZ楽団/Vincent Atomics第二期から
佐々木史郎トランペットShiro Sasaki & Caoba Big Band/オルケスタ・デ・ラ・ルス
熱帯JAZZ楽団/BIG HORNS BEE
関島岳郎チューバコンポステラ/ストラーダ/シカラムータTHE THRILL
栗コーダーカルテット/こまっちゃクレズマ
サポートメンバー
伊藤賢二(イトケン)ドラムHarpy/zuppa di pesce/itoken trio/相対性理論
三沢泉パーカッション
脱退
大友良英ギターGround Zero/Filament/大友良英NEW JAZZ QUINTET/I.S.O.第一期のみ。多忙のため脱退。
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ディスコグラフィ

第一期

さらに見る 発売日, 形式 ...
発売日形式タイトルレーベル備考
2001年7月10日スプリットシングル P-VineROVOとのスプリット
2001年8月10日アルバム
2002年11月10日リミックスアルバム
2003年6月25日ライブアルバム オリコン247位
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第二期

さらに見る 発売日, 形式 ...
発売日形式タイトルレーベル備考
2003年9月25日アルバム P-Vine
2004年9月8日 TRIAD オリコン174位
2005年3月23日ライブCD+DVD オリコン283位
2007年4月6日アルバム P-Vine オリコン120位
2007年12月26日DVD
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2010年活動再開以降

さらに見る 発売日, 形式 ...
発売日形式タイトルレーベル備考
2011年2月25日DVD-ROM音声データ ewe records PC専用商品
2011年9月21日ライブアルバム IMPULSE! アート・リンゼイがゲスト参加
(Disc 1-#2・#3)
2012年3月28日アルバム
2015年5月13日アルバム TABOO
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※また、OTOTOYから配信限定の作品もリリースされている。

ちなみに、作品のタイトルは実在の書籍や映画に由来するものが多い。

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作品著者刊行年該当作品
アイアンマウンテン報告レナード・C・リュイン1967年REPORT FROM IRON MOUNTAIN(アイアンマウンテン報告)
キャッチ=22ジョーゼフ・ヘラー1961年REPORT FROM IRON MOUNTAIN(アイアンマウンテン報告)
#1.Catch22
構造と力浅田彰1983年Structure Et Force(構造と力)
アメリカフランツ・カフカ1927年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
ジャングルクルーズにうってつけの日生井英考1987年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
#1.Perfect days for jungle cruise(ジャングル・クルーズにうってつけの日)
競売ナンバー49の叫びトマス・ピンチョン1966年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
#3.the crying of lot 49(競売ナンバー49の叫び)
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関連項目

脚注

外部リンク

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