1.FCマクデブルク

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1.FCマクデブルク

1. FCマクデブルクドイツ語: 1. FC Magdeburg e. V.)は、ドイツの北東部、ザクセン=アンハルト州の都市マクデブルクを本拠地とするサッカークラブである。

概要 原語表記, 愛称 ...
1.FCマクデブルク
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原語表記 Erster Fußballclub Magdeburg e. V.
愛称 FCM, Club
クラブカラー 青と白
創設年 1904年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン マクデブルク
ホームスタジアム Thumb
MDCCアレーナ
収容人数 30,098
代表者 フォルカー・レーボルト
監督 クリスティアン・ティッツ
公式サイト 公式サイト
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ホームカラー
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アウェイカラー
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サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
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概要

要約
視点

クラブは1896年6月15日にSVヴィクトリア96マクデブルク(SV Victoria 96 Magdeburg)として創設。第二次世界大戦前のGauliga Mitteでは幾度も決勝進出を果たすなど全盛期にあった。戦後、マクデブルクがソビエト連邦の占領下に入るとクラブは解散を命じられ、選手達は幾つかの小さなクラブ(マクデブルガーSC、プロシア1899、クリケット・ヴィクトリア・マクデブルク、SGシュデンブルク)を作ってそこでプレーを続けた。

ドイツ民主共和国が建国されると、かつてのスポーツクラブは企業のスポーツ組織(BSG)に置き換えられ、特定の産業と結びつきの強い名前が与えられる様になった。マクデブルクも1951年に数クラブが合併してBSGシュタール・マクデブルク(BSG Stahl Magdebourg)と改称、翌1952年にBSGモトール・ミッテ・マクデブルク(BSG Motor Mitte Magdeburg)となった。そして1965年にサッカー東ドイツ代表の選手強化の為の特別強化クラブの指定を受けると、サッカー部門は複合型スポーツクラブから独立し、1.FCマクデブルクとなり、これ以降国内の有望選手が集まる様になった。

1970年代に入ると国内ではディナモ・ドレスデンと勢力を二分し、3度のリーグ優勝(1971年、1974年、1975年)を果たすなど黄金時代を迎えた。また1969年から1974年の間に9人の東ドイツ代表選手を輩出し、そのうち4人は1974年のFIFAワールドカップ・西ドイツ大会代表メンバーとなった。1973-74シーズンはクラブ史上で最良の季節となった。リーグ戦では2度目の優勝を果たし、UEFAカップウィナーズカップでは決勝戦に進出。1974年5月8日にオランダロッテルダムで行われた決勝戦はイタリアのACミランを2-0で下し初優勝を成し遂げた。この記録は欧州サッカー連盟主催の国際大会で優勝した唯一の東ドイツのクラブとなった。

1991年にドイツ再統一後は3部リーグへの参入となった。これ以降はトップリーグでの活躍の場を失ったが、2000-01シーズンのDFBポカールでは1.FCケルンバイエルン・ミュンヘンカールスルーエといった強豪を下しベスト8進出と旋風を起こした。しかし2002年には財政的な問題から4部リーグへの降格を余儀なくされた。

2006年にレギオナルリーガ(当時の3部リーグ)昇格を果たし、2006-07シーズンのレギオナルリーガ北部ではブンデスリーガ2部への昇格に迫りながら3位でシーズンを終えるなど復活の気配を見せた。2008-09シーズンからはリーグ再編により、レギオナルリーガ北東部(4部リーグ)に所属していた。2014-2015シーズンにブンデスリーガ3部昇格を果たす。 2017-18シーズンにはブンデスリーガ3部で優勝し、初めて2部へ昇格した。

タイトル

国内タイトル

1972,1974,1975
  • FDGBポカール:7回
1964, 1965, 1969, 1973, 1978, 1979, 1983
  • ザクセン=アンハルト州カップ:9回
1993, 1998, 2000, 2001, 2003, 2006, 2007,2009,2013,2014,2017,2018,2022
2017-18, 2021-22

国際タイトル

1973-1974

過去の成績

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シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ順位
2006-07 レギオナルリーガ36161285241603位1回戦敗退
2007-08 レギオナルリーガ3614111139375311位1回戦敗退
2008-09 レギオナルリーガ3417895036594位
2009-10 レギオナルリーガ34149115738516位1回戦敗退
2010-11 レギオナルリーガ341181537464112位
2011-12 レギオナルリーガ345141523432918位
2012-13 レギオナルリーガ3012994241456位
2013-14 レギオナルリーガ3018487139582位1回戦敗退
2014-15 レギオナルリーガ2819366122601位2回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ3部381414104937564位
2016-17 ブンデスリーガ3部38161395336614位1回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ3部3827477032851位2回戦敗退
2018-19 ブンデスリーガ2部346131535533117位1回戦敗退
2019-20 ブンデスリーガ3部3810171149424714位1回戦敗退
2020-21 ブンデスリーガ3部381491542455111位1回戦敗退
2021-22 ブンデスリーガ3部3624668339781位1回戦敗退
2022-23 ブンデスリーガ2部341271548554311位1回戦敗退
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欧州の成績

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現所属選手

2023年11月27日現在[1]
2023-24シーズン ブンデス2部 開幕戦(SVヴェーエン戦)フォーメーション (4-3-3)

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セカ
# 10
オポク
# 26
アティック
# 23
エルファドリ
# 6
コンデ
# 29
グナカ
# 25
ベルベル
# 19
ハーバー
# 15
ローレンス
# 5
ボックホルン
# 7
ライマン
# 1

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

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No. Pos. 選手名
1 GK ドイツ ドミニク・ライマン英語版 ()
2 DF イタリア クリスティアーノ・ピッチーニ
3 DF ボスニア・ヘルツェゴビナ アンディ・ホティ英語版 ()
4 DF ルクセンブルク エルディン・ゾゴヴィッチ英語版
5 DF ドイツ ジェイミー・ローレンス英語版 ()
6 MF ドイツ ダニエル・エルファドリ英語版 ()
7 DF ドイツ ヘルベルト・ボックホルン英語版 ()
8 MF ドイツ アフメット・アルスラン英語版 ()
9 FW オランダ ルク・カスタイニョス ()
10 FW ドイツ ジェイソン・セカ英語版 ()
11 FW モロッコ モハメド・エル・ハンクリ ()
12 DF シリア ベラル・ハルブーニ英語版 ()
13 MF ドイツ コナー・クレンピッキー英語版
No. Pos. 選手名
15 DF ドイツ ダニエル・ハーバードイツ語版 ()
16 MF ジンバブエ ヨナ・ファビッシュ英語版 ()
17 FW ドイツ アレクサンダー・ノレンベルガー英語版
19 DF ドイツ レオン・ベルベル英語版 ()
20 FW イングランド ザビエル・アマエチ英語版 ()
23 FW トルコ バリス・アティック英語版 ()
24 DF フランス ジャン・ユゴネ英語版
25 MF アイルランド シラス・グナカ英語版 ()
26 FW ドイツ ジャン・ルカ・シューラー英語版
27 DF ドイツ マルコム・カクタルア英語版 ()
29 MF ドイツ アマラ・コンデ英語版 ()
30 GK ドイツ ノア・クルト英語版
34 DF ドイツ タレク・シャヘド英語版
37 FW 日本 伊藤達哉
42 GK ドイツ ユリアン・ポラースベック
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監督

ローン移籍

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

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out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

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歴代監督

歴代所属選手

脚注

外部リンク

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