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1900-1981, 截金師。人間国宝。 ウィキペディアから
齋田 梅亭(さいた ばいてい、1900年4月6日 - 1981年6月1日)は、日本の截金師。本名は右五郎(ゆうごろう)[1]。1981年に諸工芸の截金の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
京都市下京区で西本願寺御用の截金師の家に生まれ[2]、京都市立美術工芸学校(現・京都市立芸術大学)図案科を卒業し[2]、百貨店や呉服専門店で意匠の仕事に従事した後、25歳頃より家業である截金を始めた。
截金を工芸作品として屏風、額、衝立、茶入れや飾箱に応用し、東京・赤坂の迎賓館へ四曲一双屏風「霞文(かすみもん)」を納入するなど工芸分野としての基盤を築いた。特に屏風や額などの平面な作品に截金を施す際、海の中に生息する魚や海草、薄の穂、牡丹・紫陽花・菊・椿の華を写実的に表現したという点において、作風が際立っている。
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