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鷲別駅
北海道登別市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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鷲別駅(わしべつえき)は、北海道登別市鷲別町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH31。電報略号はワヘ。事務管理コードは▲130314[4][5]。全ての普通列車のほか、特急「すずらん」が停車する。
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歴史

- 1901年(明治34年)12月1日:北海道炭礦鉄道の停留場(簡易駅)として開業[6]。
- 1903年(明治36年)4月21日:駅の位置を幌別寄りに約500 m移転し[7]、停車場(一般駅)となる[8]。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管[3]。
- 1940年代前半:自由通路併設の旅客用地下道を設置(1995年閉鎖)[9][10]。
- 1944年(昭和19年)12月15日:貨物取扱い廃止[3]。
- 1946年(昭和21年)6月10日:貨物取扱い再開[3]。
- 1959年(昭和34年)11月15日:貨物取扱い廃止[3]。
- 1960年(昭和35年)2月:駅舎改築。
- 1980年(昭和55年)5月15日:荷物取扱い廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)4月1日:業務委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[3]。
- 1996年(平成8年)10月6日:上りホームを下りホーム近くに移動し、駅舎を上りホームから下りホームに移転[1][2]。ホームの長さは4両分の94m[1][2]。
- 2007年(平成19年)10月1日:ホームの長さが5両分となる。
- 2011年(平成23年)4月1日:JR北海道の業務委託駅の中で、唯一みどりの窓口のない駅となる。
- 2015年(平成27年)11月1日:窓口を閉鎖し、無人駅となる。当分の間、朝の通学時間帯のみ改札係員を配置[11]。
駅名の由来
所在地名より。鷲別川のアイヌ語名に由来するとされるが、語義については「チワㇱペッ(chiw-as-pet)」(波・立つ・川)や、「アシュㇱペッ(ash-us-pet)」(柴・群生する〔あるいは、多い〕・川)などの説が考えられている[12]。
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駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅であり、ホーム間の移動は跨線橋で行なう[2]。かつては上りホームに駅舎があり、上下線に東室蘭操車場の一部を抱え込んでいたため離れており、上下ホーム間は構内地下道で結ばれていた[2]。しかし、1996年(平成8年)に東室蘭操車場跡地へJR貨物の東室蘭駅を移転した際、旧上りホームおよび旧駅舎を廃止し、上りホームを下りホームの向かいに移転し、下りホームに面して駅舎を新設した[2]。東室蘭駅が管理する無人駅で、簡易自動券売機(100kmまでの普通乗車券と特急券を発売)、ベンチ、運行情報を伝えるディスプレイ等が設置されている[13]。
また、かつては苫小牧寄りに日本貨物鉄道(JR貨物)の鷲別機関区があったが、機能を五稜郭機関区に移管したため、廃止となった[14]。
のりば
- ホームから望む駅舎(2017年9月)
- 待合室(2017年9月)
- ホーム(2017年9月)
- 跨線橋(2017年9月)
- 駅名標(2017年9月)
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利用状況
「登別市統計書」によると、年度別乗車人員の推移は以下のとおりである。なお2015年11月の無人化のため、2015年以後のデータは記載されていない。
駅周辺
駅直下を北海道道107号室蘭環状線の鷲別アンダーパスが通っている。駅南側に道南バス「鷲別駅前」停留所があり、かつて駅舎が上り線側にあった時は「鷲別駅前」が最寄りのバス停留所であったが、現在は駅北側の「高砂小学校前」や「上鷲別入口」が最寄りのバス停留所となっている。駅北側にある市立室蘭看護専門学院、海星学院高等学校、北海道室蘭東翔高等学校、室蘭工業大学、北海道室蘭聾学校への最寄駅となっている。駅南側にある恵愛病院は徒歩で約10分に位置している。
駅北側(駅舎側)
駅南側
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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