鳥越碧
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人物・来歴
福岡県北九州市生まれ。1967年、同志社女子大学学芸学部英文学科(英文学専攻)卒業[1][2]。商社勤務を経て、1990年、尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』により、第1回時代小説大賞(株式会社講談社主催)を受賞、小説家デビューを果たす[3]。以降、多数の時代小説を上梓している。横浜市青葉区在住[4]。
2013年10月14日、同志社同窓会の120周年記念講演会で、講演を行い、『めぐり逢い 新島八重回想記』の執筆に関して、「当初は、執筆する意欲があまりなかったが、新島襄と八重が、群馬と会津にいながら、どのように出会ったかを考えたときに興味が湧き、執筆の過程では、襄の熱意に感動した」と語った[5]。
著書
- 『雁金屋草紙』(1991年1月 講談社 / 1993年9月 講談社文庫)
- 『あがの夕話』(1991年10月 講談社)--金尊楷
- 『後朝 和泉式部日記抄』(1993年10月 講談社 / 1997年9月 講談社文庫)
- 『百恋一首』(1994年4月 講談社)
- 『萌がさね 藤原道長室明子相聞』(1996年8月 講談社 / 2000年9月 講談社文庫)
- 『想ひ草』(2001年4月 講談社)
- 『蔦かずら』(2002年1月 講談社)
- 『衣小夜がたり』(2002年7月 日本放送出版協会)
- 『一葉』(2004年2月 講談社 / 2005年2月 講談社文庫)ー樋口一葉
- 『漱石の妻』(2006年5月 講談社 / 2013年6月 講談社文庫)
- 『兄いもうと』(2007年7月 講談社)
- 【改題】兄いもうと 子規庵日記(2014年8月 講談社文庫)
- 『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記』(2008年11月 講談社 / 2014年12月 講談社文庫)
- 『波枕 おりょう秘抄』(2010年2月 講談社)ー坂本龍馬
- 『建礼門院徳子』(2011年10月 講談社)
- 『めぐり逢い 新島八重回想記』(2012年11月 講談社)
- 『秘恋 日野富子異聞』(2014年12月 講談社)
- 『陶炎 古萩李勺光秘聞』講談社, 2015 李勺光
- 『わが夫(つま)啄木』文藝春秋企画出版部, 2018.1ー石川啄木
脚注
関連項目
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