高樹千佳子

日本の元女性タレント ウィキペディアから

高樹 千佳子(たかぎ ちかこ、1979年6月5日 - )は、日本会社員、元タレントフリーアナウンサー。現姓:多田、旧姓:前田。かつてセント・フォースに所属していた。

概要 たかぎ ちかこ高樹 千佳子, プロフィール ...
たかぎ ちかこ
高樹 千佳子
プロフィール
本名 多田 千佳子[1]
愛称 チカちゃん
ちーたか
出身地 日本 神奈川県横浜市西区
長崎県出生)[2]
国籍 日本
生年月日 (1979-06-05) 1979年6月5日(45歳)
血液型 O型
最終学歴 横浜国立大学工学部
活動期間 2002年 - 2019年
ジャンル バラエティ番組
配偶者
担当番組・活動
出演経歴 めざましテレビ
めざましどようび
すぽると!
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来歴

神奈川県横浜市西区出身。生誕は長崎県(母親の里帰り出産にて誕生)[2]し、小学校1年生から5年生の間は大阪府にて過ごす[3]。1999年4月、白百合学園中学校・高等学校卒業後、1浪を経て2000年4月、横浜国立大学工学部建設学科に入学。

2002年4月、横浜国大在学2年時に週刊文春の恒例企画「篠山紀信女子大生写真館」に母親の勧めで応募し掲載されたグラビア写真が、所属事務所であったセント・フォースの社長の目に留まりスカウトされ芸能界入り。『めざましテレビ』(フジテレビ)のお天気キャスターとして芸能界デビュー。

2003年3月、同大学卒業。同年12月3日、当時レギュラー出演していた『めざましテレビ』の放送開始10周年記念企画で、「T.N.T.」のユニット名でCDデビュー。

2005年3月31日、『めざましテレビ』のお天気キャスターを降板後、同年4月、姉妹番組である『めざましどようび』と『すぽると!』のキャスターに就任し、翌年10月1日に『すぽると!』を降板。

2009年12月5日、当時レギュラー出演していた番組を体調不良を理由に急遽出演を休止、その3日後、自身のブログにて椎間板ヘルニアを患った事を公表した[4]。その後は病気療養のため2週間ほど全面的に芸能活動を休止し、同年12月19日に前述のレギュラー2番組に出演し一旦は復帰したが、2010年1月5日、椎間板ヘルニアが再発したため、『めざましどようび』は復帰不可となり、番組降板。

2013年8月14日、1年の交際を経て、4歳年下の一般人男性と入籍[5]。2016年8月、第1子女児を出産[6]

40歳を目前に芸能活動に見切りを付け、大学時代に学んでいた建築に関する職種への転職を目論見、2018年1月から宅地建物取引士の勉強を開始。同年12月に資格試験に合格し、資格取得[1]

同年の大みそかに放送されたフジテレビ系列新潟総合テレビ開局50周年 報道特別番組「ニイガタ開港の秘密-新潟港開港150周年-」が最後の番組出演となり、2019年4月末日、セント・フォースとのマネジメント契約を解消し、芸能界を引退。

翌5月1日付けで、社会人未経験ではあるがオープンハウスに就職し[1]、翌年係長に昇進。同社マーケティング本部広報ディレクターとして、広報業務に従事している[7]。その一環で2020年10月からTOKYO FMで放送されているオープンハウス提供の「オープンハウス presents ググっと!GOODTOWN」へのレギュラー出演を開始。番組は2023年9月までの3年間続けられた。

2023年、NECグループフォーネスライフに転職し、広報・PRを担当。[8]

人物・エピソード

人物

  • “芸能界屈指の音楽マニア”と呼ばれ著名な音楽評論家らも一目置くほどのレベルで、多くの音楽マニアから高く評価されている。音楽関係のテレビ番組やラジオ番組などへの出演も数多く、自身のブログにおいても音楽関連の話題が大半を占めている[9]。一番好きなアーティストはB'zであり、稲葉浩志の母校であるという理由で横浜国立大学に進学した[10][11]洋楽ロックUK系)への造詣も深く[12]、国内外問わず数多くの音楽フェスを観覧していた[12]
  • 大学で建築を専攻したのは、中学三年の時に神戸に単身赴任していた父親が阪神・淡路大震災で被災し、荒廃した街を目の当たりにしたことがきっかけだったという 。4年時には防災の研究室に所属していた。「めざまどようび」のココ調コーナー(時には、「めざましテレビ」の防災キャスターとして)では、2008年(平成20年)6月の岩手・宮城内陸地震をはじめ日本各地の災害現場を取材してきた[13]
  • 納豆が好きである。特に酒は焼酎日本酒を好む。
  • 低血圧で朝起きが苦手。目覚し時計を3個使っている。
  • 身長165cm、体重49kg。

お天気キャスター時代(2002年 - 2005年)

  • ダジャレを言うことがよくあり、「自分の日常会話のようなもの」と後に語っている。当時、週刊プレイボーイにて連載していたコラム&エッセイの「高樹千佳子の晴れに歌えば♪」でもダジャレを連発していた[14]
  • 「めざましテレビ」の出演最終日、オンエア後に後任となる4代目お天気キャスターの皆藤愛子と高樹の歓送迎会が行われた。その歓送迎会は2人の名前(皆藤愛子の“愛”と高樹千佳子の“チカ”)を『愛・地球博』にかけた“愛・チカ博”という名称だったという[15]

出演

要約
視点
  • 2016年7月から2019年4月末の引退に至るまでは特定のレギュラー番組を持つことなく、単発でのテレビ・ラジオ番組出演や紙媒体のメディア、またイベント等のゲスト出演などが主たる活躍の場であった。

テレビ

ラジオ

他、多数

テレビCF

携帯サイト

  • 所属事務所「セント・フォース」が主宰する携帯サイトのブログコーナーをはじめ、多くのコーナーに参加していた。

インターネット

  • 産経新聞の特設サイト「防災ネット」および、2005年10-12月の3ヶ月限定のブログ「防災王女のプリンセスライフ」にて。
  • OCN Talking Japan[24]第56回に出演。

出版物

CD

書籍

  • 写真集「高樹 千佳子 1st DVD&PHOTOBOOK『Tapestry』」(2004年・集英社
  • エッセイ「高樹千佳子の晴れに歌えば♪」(2006年6月5日・集英社)
  • 朗読CD絵本「エブリ リトル シング〜クワガタと少年〜」(2007年11月・ゴマブックス大村あつし作、トミナガマキ画)

雑誌(コラム連載)

  • 週刊プレイボーイ 「高樹千佳子のあっチカ!こっチカ!」(2004年4月-2005年12月)
  • 月刊テレスポ! 「高樹千佳子のmonthly SPORT」(2005年12月号-2006年3月号 ※雑誌の休刊により連載終了)
  • 月刊CIRCUS 「音楽の女神」(2006年-2012年11月号 ※雑誌の休刊により連載終了)
  • MUSIC WEB MAGAZINE No.16 「高樹千佳子コラム」(2017年6月 - 2018年12月)

脚注・出典

関連項目

外部リンク

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