駒沢女子大学(こまざわじょしだいがく、英語: Komazawa Women's University、公用語表記: 駒沢女子大学)は、東京都稲城市坂浜238番地に本部を置く日本の私立大学。1927年創立、1993年大学設置。
建学の精神は「正念」と「行学一如」。同じ仏教曹洞宗立の駒澤大学と学術、課外活動の面で交流がある。
大学全体の教育目標は「知性と理性を備えた心豊かな女性」である。また、少人数制の授業と面倒見の良さを教育の特徴としている。
人間健康学部健康栄養学科は管理栄養士養成施設であり、就職率は例年96~100%と高い。またその進路の大きな特徴は、病院への就職に非常に強いことである。卒業者の30%程度が病院直傭の(委託ではなく病院に直接雇用されている)管理栄養士として就職しているが、この率は国内トップレベルである。
- 1927年 - 東京府荏原郡駒沢町(現・東京都世田谷区弦巻)に駒沢高等女学院創立(創立者:山上曹源)。
- 1928年 - 駒沢高等女学院を改称、駒沢高等女学校と駒沢家政女学校を開設。
- 1947年 - 駒沢学園女子中学校を開校。
- 1948年 - 駒沢学園女子高等学校を開校。
- 1950年 - 駒沢幼稚園を開園。
- 1953年 - 駒沢学園高等保育学校を開校。
- 1955年 - 駒沢学園小学校を開校。
- 1957年 - 駒沢女子高等保母学校を開校。
- 1963年 - 駒沢女子短期大学を開学(保育科)。
- 1966年 - 駒沢女子短期大学に食物科を開設。駒沢学園高等保育学校、駒沢学園高等保育学校を廃止。
- 1974年 - 駒沢学園小学校を廃止。
- 1989年 - 東京都稲城市へ全校移転。短期大学に英語英文科を開設。
- 1990年 - 駒沢女子短期大学の食物科を生活科に名称変更し、同学科に生活専攻と食物栄養専攻を開設。
- 1993年 - 駒沢女子大学を開学(人文学部日本文化学科、国際文化学科)。
- 2000年 - 駒沢女子大学の人文学部に人間関係学科を開設。短期大学の英語英文科を募集停止。
- 2002年 - 駒沢女子大学の人文学科に空間造形学科、映像コミュニケーション学科を開設。駒沢女子大学大学院人文科学研究科仏教文化専攻修士課程を設置。駒沢女子短期大学の生活科を食物栄養科に改称。駒沢学園女子短期大学の生活科生活専攻を募集停止。
- 2003年 - 駒沢女子大学大学院の人文科学研究科に臨床心理学専攻修士課程を設置。
- 2009年 - 駒沢女子大学に人間健康学部健康栄養学科(管理栄養士養成課程)を設置。駒沢女子短期大学の食物栄養科を募集停止。
- 2013年 - 駒沢女子大学の人文学部に心理学科を開設。大学人文学部人間関係学科の定員変更。
- 2014年 - 駒沢女子大学人文学部の空間造形学科を住空間デザイン学科に、映像コミュニケーション学科をメディア表現学科に名称変更。
- 2017年 - 学園創立90周年記念式典を挙行
- 2018年 - 駒沢女子大学に人間総合学群(人間文化学類(日本文化専攻、人間関係専攻、英語コミュニケーション専攻)、観光文化学類、心理学類、住空間デザイン学類)を開設[1][2]。駒沢女子大学に看護学部看護学科を開設[2][3]。駒沢女子大学の人文学部を募集停止[1]。
歴代学長
- 山上曹源(駒沢高等女学院・駒沢家政女学校校長)
- 東隆眞
- 伊藤文雄
- 菅原昭英
- 戸田洋樹
- 光田督良
- 安藤嘉則
2025年入学生から
2024年入学生まで
- 人間総合学群
- 人間文化学類
- 日本文化専攻
- 人間関係専攻
- 英語コミュニケーション専攻
- 観光文化学類
- 心理学類
- 住空間デザイン学類
- 人間健康学部
- 看護学部
- 人文科学研究科
- 仏教文化専攻(修士課程)
- 臨床心理学専攻(修士課程)「第1種指定大学院」
産学官連携
- 加賀屋(女性活躍の推進と観光人材育成のための産学連携協定)[4]