青葉町 (仙台市)
仙台市青葉区の町名 ウィキペディアから
仙台市青葉区の町名 ウィキペディアから
青葉町(あおばまち)は、宮城県仙台市青葉区の町丁。郵便番号は981-0916[4]。人口は638人、世帯数は401世帯(2023年4月1日現在)[1]。丁目の設定のない単独町名である。全域で住居表示が実施されている[5][6]。旧仙台市青葉町。
仙台市中心部から北へ約3km、仙台市青葉区に位置する。北山丘陵の南端にあたり、かつては仙台城下町の最北部に位置した。東を昭和町と、西を北山と、南を通町と、北を葉山町と接している。北側の葉山町との境界を仙山線が通過している。奥州街道が南側を通り、通町公園付近を起点に青葉神社通りが伸びている。
江戸時代から青葉町には東昌寺や光明寺といった寺院が建ち並んでいた。これらの寺は弘安6年(1283年)に伊達政依によって伊達郡に創建されたとされており、特に東昌寺は伊達五山の筆頭となっていた。仙台城築城の際、東昌寺は慶長5年(1600年)に岩出山から[7]、光明寺は慶長9年(1605年)に伊達郡から現在の位置へと移った[8][9]。このとき東昌寺の鬼門除けとして伊達政宗が自身で植えたとされるマルミガヤは、国の天然記念物に指定されている。慶長12年(1607年)には鹿島神社も伊達郡から現在地に遷宮され、その際に香取神社という神社を合祀したことから「鹿島香取神社」とも呼ばれるようになった[10]。
仙台城下町の北を守る形で北山五山の一角を成していたものの、1874年(明治7年)に伊達政宗を祀る青葉神社が東昌寺境内に創建されたことに伴い、寺域の大半を失うとともに、青葉神社の東隣へと移転した[11]。
1968年(昭和43年)、通町地区の住居表示の施行に伴い、穴田下堤・通町・通町北裏の各一部が青葉町となった[6]。
町名の変遷は以下の通りとなる[6]。
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
青葉町 | 1968年2月1日 | 穴田下堤 |
通町 | ||
通町北裏 |
2023年(令和5年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りとなる[1]。
町丁 | 世帯 | 人口 |
青葉町 | 401世帯 | 638人 |
計 | 401世帯 | 638人 |
小・中学校の学区は以下の通りとなる[12]。
鉄道駅はない。最寄り駅は仙山線の北仙台駅。
バスは通っていない。最寄りバス停は仙台市営バスの葉山町バス停など。
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