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青木 孝文(あおき たかふみ、1981年9月23日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・美浦トレーニングセンターに所属する調教師。群馬県出身[1]。
中学生の頃に競馬に興味を持つ。初めて競馬場でレースを見たのはアヌスミラビリスが制した1996年の毎日王冠だった。高校3年時「とにかく馬の世界に入りたかった。馬に乗りたくて仕方なかった」という思いからで漠然と競馬業界を志していたが、高校の副担任の先生の兄がJRAの役員をしており、「乗馬未経験でも騎乗技術を身に付けられる」「研修修了後の即戦力を目指して教育してくれる」旨を教えてもらい、北海道浦河町の軽種馬育成調教センター(BTC)の育成調教技術者養成研修に応募することを決める。高校卒業後は大学進学を希望していた親を説き伏せる形でBTCに研修生として入講[2]。
1年間の研修修了後、ビッグレッドファームへ就職、配属先のビッグレッドファーム真歌トレーニングパークでマイネルセレクトを担当[3]。2004年のドバイゴールデンシャヒーンには応援のため自腹で現地まで赴いた[2]。
2004年7月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同年10月に美浦・成島英春厩舎の厩務員となり、2005年4月からは美浦・伊藤正徳厩舎に移籍する。同厩舎での厩務員時代にはアメリカジョッキークラブカップを連覇したネヴァブションを担当した[2]。2011年5月に調教助手へ転身。2014年4月からは美浦・小桧山悟厩舎へ移った[1]。当時は一貫して持ち乗りであり、攻め専の経験はなかった[4]。
2015年に5度目の挑戦で調教師試験に合格。小桧山厩舎での技術調教師時代の2016年には矢作芳人調教師の好意によりドバイターフを制したリアルスティールの遠征に帯同した[5][3]。2017年3月に美浦で厩舎を開業[2]。BTC出身者として初の調教師となった[4]。
2017年7月30日の札幌1Rをヴーディーズピアスで制し、通算79戦目で初勝利を挙げた[6]。
2023年10月15日の東京ハイジャンプをマイネルグロンで制し、厩舎開業7年目で重賞初勝利を飾った[7]。さらに12月23日には同馬が中山大障害を制し、GI級競走初優勝を果たした[8][9]。
青木孝文の年度別成績(netkeiba.com)を参照
太字はGI級競走
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