阿井渉介
小説家 ウィキペディアから
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1941年、中国の北京市に生まれる[2]。1943年に静岡県藤枝市、1953年に焼津市へと転居する。早稲田大学第一文学部卒業後、広告代理店などを経て、1972年より、大学時代に親しくなっていた脚本家の石堂淑朗の下で、口述筆記などを手伝っていた[3]。石堂の勧めで『ウルトラマンA』のフォース助監督を務める傍ら、脚本家としての基礎を学ぶ[4]。1973年、本名の阿井文瓶名義で『ウルトラマンタロウ』第26話「僕にも怪獣が退治できる!」の脚本を執筆しデビュー。以後『ウルトラマンレオ』のほか、『七人の刑事』『特捜最前線』『風が燃えた』など一般ドラマの脚本を執筆[2]。
1980年、阿井渉太郎名義の『第八東龍丸』で第35回小説現代新人賞を受賞[2]、以後小説家生活に入る。講談社「小説現代」などに短編・中編小説を発表する傍ら、長編推理小説を手がけたほか、海洋冒険小説も発表した。主な作品に『視聴率の身代金』『列車消失』『逆鱗の島に還れ』『荒南風』『魂丸』『大断層の東』『大江戸ひっくり返史』がある。このうち『荒南風』は推理作家協会賞候補作となった。小説家としての活動の他に、野口雨情作詞の童謡『赤い靴』のモデル論争でも知られる。
2001年、東京大学大気海洋研究所の研究船・白鳳丸に乗り込み、青山潤とともにウナギの卵の発見や新種のウナギ発見を成し遂げた[2][5]。
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