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『鎮魂の碑』(ちんこんのひ)は、東京都文京区後楽の東京ドーム敷地内にある石碑。太平洋戦争などで戦死したプロ野球選手の功績を記念したものである。管理は野球殿堂博物館が行っている。
太平洋戦争では当時20代から30代だった選手・指導者の多くが徴兵され、また戦死していった。後年のプロ野球繁栄の礎となった戦没野球選手の功績を称えるため、1981年に当時の後楽園球場脇敷地内(当時の野球体育博物館横)に碑が建立された。
碑は2枚ある。1枚目には戦死した選手の氏名が、2枚目には遺族を代表して特攻隊員として戦死した石丸進一の実兄・藤吉による追悼文や当時セントラル・リーグ会長だった鈴木龍二による「建立趣旨文」が刻まれている。
1988年、東京ドーム建設に伴い現在の場所(21番ゲート前)に移設された。
2005年11月には、中等野球、大学野球、社会人野球に在籍し(プロ経験者を除くが、鎮魂の碑から漏れた選手4名は記載)、戦火に散った選手を対象にした「戦没野球人モニュメント」が製作され、野球殿堂博物館の殿堂コーナー入り口に設置されている。2015年には前述の4名を含む5名が戦没野球人モニュメントから鎮魂の碑へ移された。
★は野球殿堂入りしている人物。
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