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那州 雪絵(なす ゆきえ、1965年1月4日[1] - )は、日本の漫画家、アニメーター。東京都豊島区池袋生まれ[注 1][2]。血液型はA型。
代表作には『花とゆめ』(白泉社)で連載された「ここはグリーン・ウッド」がある。
元アニメーターで、スタジオナンバーワンに所属し、漫画家デビューから数年間は兼業をしていた。また「那州和也」名義で同人活動をしていたこともある。
子供の頃に少年野球チームの選手だったこともあり、少年への憧れ、場合によっては女性であることによるそこからの挫折が創作の原動力になっている節もある。雑誌ぱふ91年10月号で、「女性である事は漫画家である事よりも重要ではない。今、急に男になっても困らない。」とコメントをしている。
作品の設定に、異形が姿を変えて主人公の傍にいるシチュエーションが多い。
発表年は掲載誌の号数に準拠。
作品名 | 発表年 | 掲載雑誌 | 注記 |
---|---|---|---|
智美と徹シリーズ | 1985年-1986年 | 『花とゆめ』(白泉社) | 両シリーズは一部登場人物が共通。 (主人公が姉妹であり、徹は作品世界の根底に関わっている) |
フラワー=デストロイヤーシリーズ | 1985年-1991年 | 『花とゆめ』 | |
ここはグリーン・ウッド | 1986年-1991年 | 『花とゆめ』 | 「誰か−STRANGER」は「グリーン・ウッド」の原案からのスピンオフ。 |
嵐が原 | 1989年 | 『花とゆめ』 | 短期集中連載。ダーク・ファンタジー。 当時連載中だった「ここはグリーン・ウッド」を中断して掲載された。 |
君が見ていた夢を | 1990年 | 『花とゆめ』 | 前後編100P。ホラー・サスペンス。 当時連載中だった「ここはグリーン・ウッド」を中断して掲載された。 |
天使とダイヤモンド | 1992年 | 『花とゆめ』 | 高校野球漫画。 |
Over the lights, Under the moon / 月光 | 1993年-1995年 | 『花とゆめ』 | 異世界ファンタジー。 |
それからどしたの?仔猫ちゃん | 1993年 | 『花とゆめ』 | デザイン学校に通う女の子3人を描いたコメディ。 |
魔法使いの娘 / 魔法使いの娘ニ非ズ | 2002年-2009年 2010年[3]-2017年[4] | 『月刊ウィングス』 →『ウィングス』(新書館) | 陰陽師の娘、鈴の木初音を主人公にした、オカルティック・シリーズ。 |
どーする!?わんこ | 2003年-2009年 | 『まんがライフ』(竹書房) | 初の4コマ漫画。 チワワの「はな」と飼い主一家を巡るホームコメディ。 |
超嗅覚探偵NEZ | 2008年-2016年[5] | 『別冊花とゆめ』(白泉社) | 不定期掲載。 犬以上の嗅覚を持つ探偵が事件を解決するコメディミステリー。 |
八百夜 | 2018年[6]- | 『ウィングス』 |
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