Remove ads
中国吉林省の地級市 ウィキペディアから
通化市(つうか-し)は、中華人民共和国吉林省西南部に位置する地級市で集安市も含んでいる。1985年通化地区所署から省轄市に昇格した。国家歴史文化名城である。 なお、1945年8月9日から18日まで当時の満洲国の臨時首都だった。
東南部は鴨緑江を境として朝鮮民主主義人民共和国慈江道、西南部は遼寧省、北部は吉林省遼源市、吉林市、白山市と接する。市域は長白山系に属する山岳及び丘陵地帯を主とする地形であり、南に鴨緑江、北に渾江が流れる。
満洲と朝鮮を結ぶ鉄道の要所であり、1945年にはソ連軍を食い止めるべく関東軍が集結した。1946年の通化事件では多くの日本人が犠牲となった。
1954年、通化専区が設置され旧遼東省管轄の通化、柳河、海竜、輝南、靖宇、撫松、長白、臨江、輯安の9県を管轄した。1970年に通化地区と改称した。
1985年の行政改革では通化地区を廃止、県級市の通化市(1958年に省直轄より移管)を地級市に昇格させ通化県、集安県(1965年に輯安より改称)を管轄、渾江市も地級市に昇格し撫松、靖宇の両県及び長白朝鮮族自治県を管轄、海竜県も地級市の梅河口市に改編され輝南及び柳河の両県を管轄した。しかし同年末には梅河口市は県級市に降格、通化市に編入されている。
2市轄区・2県級市・3県を管轄する。
この節の出典[1]
豊富な森林資源のほかに、朝鮮人参などの漢方薬材も特産品とされ、漢方薬材の取引をする製薬関連企業が多数活動している。また通化産のワインは中国最高級とされる。近くに種々の鉱山があり、それを利用した各種工業が盛んで、特に「満州国」時代から紡績、製糸業も行われて、重工業も通化鋼鉄集団などの工場がある[2]。通化広域市内の集安市では、観光業が盛んである。
中国人民解放軍第二砲兵部隊のミサイル基地があり、日本へ向けて数十発のDF21弾道ミサイルが配備されているとされる[3]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.