西浦駅

愛知県蒲郡市にある名古屋鉄道の駅 ウィキペディアから

西浦駅map

西浦駅(にしうらえき)は、愛知県蒲郡市西浦町にある名古屋鉄道蒲郡線。駅番号はGN18

概要 西浦駅, 所在地 ...
西浦駅
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トイレ併設の待合所
にしうら
NISHIURA
GN17 こどもの国 (1.6 km)
(1.2 km) 形原 GN19
Thumb
所在地 愛知県蒲郡市西浦町馬々48-1
北緯34度47分23.7秒 東経137度10分42.8秒
駅番号 GN18
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 蒲郡線
キロ程 10.5 km(吉良吉田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
621人/日
-2020年-
開業年月日 1936年昭和11年)7月24日
備考 駅員無配置駅
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本項ではかつて駅に併設されていた西浦車庫(にしうらしゃこ)についても記述する。

概要

蒲郡市の観光地「西浦温泉」への玄関口である。2005年平成17年)1月28日までは特急・急行が停車しており、かつては「三河湾」と掲げた当駅止まりの特急、「こどもの国」と掲げた当駅止まりの急行も運行されていた。

レジャーの多様化により、観光路線としての利用は減少し、利用者は通勤・通学客が多くを占める。昼間の列車は当駅で行き違いをする。

当駅ではmanacaが使用できない。

歴史

駅構造

1面2線島式ホームを持つ行違い可能な地上駅で、他に側線と保線車両の留置線がある[6]。ホームは4両編成対応。駅集中管理システム未導入の無人駅で、駅舎があった頃は内部に自動券売機が設置されていたが、駅舎解体前に撤去され、ホーム上にある乗車駅証明書発行機に代替された。

駅舎解体後、蒲郡市が約3600万円をかけてトイレ併設の待合所を駅舎跡地に建設した[5]。待合所の建設にあたり、蒲郡市は「がまごおり公共建築学生チャレンジコンペ2023」を開催[7]。全国の学生にデザインを募集した結果、横浜国立大学大学院の学生らによる案(「風透る屋根の下で」)が選ばれた[5]。待合所の支柱と登りは二重構造となっており、木漏れ日のような光を取り入れるため屋根の内側はルーバーになっている[5]

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
番線路線方向行先
1 GN 蒲郡線 下り[8] 吉良吉田ゆき[9]
2 上り[8] 蒲郡ゆき[9]
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配線図

西浦駅 構内配線略図

吉良吉田方面
Thumb
蒲郡方面
凡例
出典:[10]


利用状況

要約
視点
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は944人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中229位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中14位であった[11]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,724人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中182位、西尾線・蒲郡線(24駅)中7位であった[12]

一日平均の乗車人員および乗降人員の推移は以下の通りである。

さらに見る 年, 乗車人員 ...
一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期
1936(昭和11)年度 651297月24日開業[13]
1937(昭和12)年度 202286[14]
1938(昭和13)年度 122227[15]
1939(昭和14)年度 158312[16]
1940(昭和15)年度 226419[17]
1941(昭和16)年度
1942(昭和17)年度
1943(昭和18)年度
1944(昭和19)年度
1945(昭和20)年度
1946(昭和21)年度
1947(昭和22)年度
1948(昭和23)年度
1949(昭和24)年度 *433*671期間は1949年5月 - 1950年4月末[18]
1950(昭和25)年度 *619*1315期間は1949年11月 - 1950年10月末[19]
1951(昭和26)年度 *633*1290[20]
1952(昭和27)年度 5981217[21]
1953(昭和28)年度 6261239[22]
1954(昭和29)年度 7451482[23]
1955(昭和30)年度 8651718[24]
1956(昭和31)年度 8131618[25]
1957(昭和32)年度 7671523[26]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度
1960(昭和35)年度
1961(昭和36)年度
1962(昭和37)年度
1963(昭和38)年度
1964(昭和39)年度
1965(昭和40)年度
1966(昭和41)年度
1967(昭和42)年度
1968(昭和43)年度
1969(昭和44)年度
1970(昭和45)年度
1971(昭和46)年度
1972(昭和47)年度
1973(昭和48)年度
1974(昭和49)年度
1975(昭和50)年度
1976(昭和51)年度
1977(昭和52)年度
1978(昭和53)年度 1234769[27]
1979(昭和54)年度 1266798[28]
1980(昭和55)年度 1290828[29]
1981(昭和56)年度 1266806[30]
1982(昭和57)年度 1164755[31]
1983(昭和58)年度 1085722[32]
1984(昭和59)年度 1032683[33]
1985(昭和60)年度 1020675[34]
1986(昭和61)年度 1002646[35]
1987(昭和62)年度 978657[36]
1988(昭和63)年度 975661[37]
1989(平成元)年度 972669[38]
1990(平成02)年度 928641[39]
1991(平成03)年度 924630[40]
1992(平成04)年度 8655931724[41][12]
1993(平成05)年度 870597[42]
1994(平成06)年度 842568[43]
1995(平成07)年度 773521[44]
1996(平成08)年度 736488[45]
1997(平成09)年度 680449[46]
1998(平成10)年度 616416[47]
1999(平成11)年度 566383[48]
2000(平成12)年度 547373[49]
2001(平成13)年度 524355[50]
2002(平成14)年度 5353661068[51][52]
2003(平成15)年度 5503821098[53][52]
2004(平成16)年度 5233731041[54][55]
2005(平成17)年度 5423851077[56][55]
2006(平成18)年度 5514011097[57][55]
2007(平成19)年度 5343901061[58][55]
2008(平成20)年度 5313851066[59][55]
2009(平成21)年度 4993671009[60][55]
2010(平成22)年度 4983701007[61][62]
2011(平成23)年度 938[62]
2012(平成24)年度 933[62]
2013(平成25)年度 944[62]
2014(平成26)年度 893[62]
2015(平成27)年度 890[62]
2016(平成28)年度 867[62]
2017(平成29)年度 853[62]
2018(平成30)年度 840[62]
2019(令和元)年度 776[63]
2020(令和02)年度 621[64]
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* 千人単位からの概算値

西浦車庫

駅構内にはかつて西浦車庫が置かれていた。当初、三河鳥羽駅 - 蒲郡駅間は非電化で開業したため、非電化区間で使用する蒸気機関車ガソリンカーを留置、整備する基地として駅開業と同時に開設した[1]

その後、1947年昭和22年)までに三河鳥羽駅 - 蒲郡駅間は全て電化され、非電化車両の整備を当駅で行う必要がなくなった事から、西浦車庫も廃止された[1]

西浦駅 構内配線略図(1943年)

三河鳥羽
方面
Thumb
蒲郡
方面
凡例
出典:停車場配線略図 昭和18年4月1日調査[65]


駅周辺

バス路線

隣の駅

名古屋鉄道
GN 蒲郡線
こどもの国駅(GN17) - 西浦駅(GN18) - 形原駅(GN19)

脚注

関連項目

外部リンク

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