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富山市にある橋 ウィキペディアから
萩浦橋(はぎうらはし、はぎうらばし)は、富山県富山市の神通川河口付近に掛かる国道415号・主要地方道富山魚津線・都市計画道路草島東線の道路橋梁。橋のデザインは北前船をテーマとしている[3]。
かつて神通川河口付近には、千原崎の渡し、草嶋の渡しとして定期船1、2艘が両岸を繋いでいた[4]。
1897年(明治30年)7月には、前述の定期船に代わり婦負郡草島村 - 上新川郡大広田村間に橋長220間、幅員2間の木桁橋(当時は私設)が架橋された[5]。その後神通川河口・東岩瀬港(現・富山港)の修築に伴い、同橋を廃止して500 m上流に仮橋を設けた。1936年(昭和11年)に木桁土橋を新設し[4]、1958年(昭和33年)8月1日には長さ523.8 m、幅5.5 mの鉄筋コンクリートの橋となった[6](同年8月5日に渡橋式を挙行。総工費は1億2,644万円[7])。1971年(昭和46年)4月27日には、下流側に歩道橋(延長523 m、幅1.5 m)が設置されている[8]。
1986年(昭和61年)11月17日夕方、橋の中央付近橋脚上で橋けたの継ぎ目が約7cm沈み段差が出来ているのを建設省(現・国土交通省)水質自動監視所の修理をしていた作業員が発見(下流側1車線の幅に約7cmの段差が出来ていた)。このため同日夕方から大型車の通行を全面禁止し、中央部約30m区間を上流側車線片側交互通行とした[9]。交通規制はは12月21日正午に解除された[10]。
現在の橋は1985年(昭和60年)9月27日に『萩浦橋新設促進期成同盟会』が設立されたのを受けて[11]、1989年(平成元年)に事業を開始し、1996年(平成8年)4月12日に架け替えられたものである[1]。当初は上流側を利用した暫定2車線であったが、2006年(平成18年)11月17日に4車線化され、現在に至る[3]。
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