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日本のAV女優 ウィキペディアから
菊池 えり(きくち えり、1965年4月5日 - )は、日本のAV女優。愛知県名古屋市出身。
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菊池エリとカタカナ名で表記されることも多い。秋本麻衣、比野由美子、石川江梨子等の芸名も使っていた。
10代後半より各種風俗を経て1984年、デビュー作と言える裏ビデオの『みえちゃった』がマニアの間で話題となりAV業界へ入る[1]。
1985年に菊池えり名義のデビュー作、『シスターL』が発売された[2][3]。この作品はAV史上に残る名作と言われ、SMファンのみならずAVファンの間で話題となり大ヒットする。この作品で監督と出演を兼ねた中野D児の事務所に在籍して以後、二人はシネマジックで何度も共演をする。作中ではスパンキング、アナル、スカトロなどハードなSMプレイが展開されるが、「私自身はSMの趣味はない。[1]」と言っている。しかし、この作品で菊池えり=修道女、ボンデージというイメージが定着する。
1986年にはストリップ界にも進出、黒人ダンサーとのショーで全国を回る。そのダンサーと結婚して、1991年にグアムに移住、AVの仕事はセーブしたが3年ほどで離婚する。その後もグアムをベースとしながら、ストリップやグラビアの仕事のたびに日本に戻る生活をして、1997年には帰国。翌年、六本木にオープンしたアクトレスバー『AVnormal』(現在は閉店)に在籍、AVへも復帰をする[1]。店には他に樹まり子や栗原早記ら、AV女優が30人ほど在籍していた。
2003年5月に開校したポルノ男優の久保新二が院長を務める、世界初のAV映像制作専門校と言われるAVカルチャースクールの名誉特別講師となる[4][5]。
40代を迎え「世の中の目に触れるのはもういい」と映像界を退き、それでも「裸のほうがきれいでいられる」[6]と2018年現在は名古屋のファッションヘルスに勤務している[1][7]。
第4回にっかつロマン大賞艶技賞、『ビデオ・ザ・ワールド』(コアマガジン)1991年度AV大賞女優賞受賞。元祖アイドルAV女優との呼び声もある[2]。
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