興臨院
京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の寺院 ウィキペディアから
京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の寺院 ウィキペディアから
興臨院(こうりんいん)は、京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の寺院。大本山大徳寺の塔頭。本尊は釈迦如来。特別拝観日以外は公開されていない。
大永年間(1521年 - 1528年)に、能登国の守護大名・畠山義総が大徳寺86世の小渓紹ふ(「ふ」は「付」の下に「心」、仏智大通禅師)を開山として建立。義総の法名をとって寺名を興臨院とした。以来能登畠山氏の菩提寺となる。創建年次については天文2年(1533年)ともいう。天文年間(1532年 - 1555年)に本堂が焼失し、再建されている。その後、能登畠山氏は没落するが、畠山氏の代わりに能登を治める戦国武将・前田利家により天正9年(1581年)に改修が行われ、以後は前田氏の菩提寺となり庇護される[1][2][3]。
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