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『美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負』(おいしんぼ きゅうきょくのメニューさんぼんしょうぶ)は、1989年7月25日にシンセイ(新正工業)より発売されたファミリーコンピュータ用アドベンチャーゲーム。原作漫画『美味しんぼ』を題材にしている[2]。
ジャンル | コマンド選択式アドベンチャー |
---|---|
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | トーセ |
発売元 |
シンセイ バンダイ |
人数 | 1人 |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 | |
その他 | 型式:SHI-OS |
本作は原作漫画のエピソードを元にした3本のシナリオから構成されたコマンド選択方式のテキストアドベンチャーゲームである。
プレイヤーは主人公の山岡士郎となり、最良の選択肢を選びながら「究極のメニュー」をめぐる3つのストーリーをクリアするのが目的である。ただ、原作のエピソードを元にしてはいるが、ゲームとして成り立たせるように再構成しているため、ストーリー展開は原作とかけ離れている。登場人物のキャラクターも、栗田ゆう子の性格がヒステリックだったり、美食倶楽部に潜入する際にネコの鳴き真似をすると大笑いして去る海原雄山など、原作と相違がある。
また、選択肢の内容も「じゅもん」「うそをつく」「バカのまね」など原作の雰囲気にそぐわない物が多く[3]、全部で15種類にもなるゲームオーバーの理由も「呪文を唱えて逮捕された」「アンコウを殴って腕が折れた」などシュールな内容が見られる[4]。警察官に尋問されるシーンで「じゅもん」を選んだ場合の山岡の「アンキモ、アンキモ、アンキモ!」という台詞や、せっかく手に入れたアンコウを海に投げ捨てたときの「山岡は、突然世の中がイヤになってしまったようです」などの唐突なメッセージ[3]などから、一般にクソゲーないしバカゲーの扱いを受けることが多い[4][2]。
パスワードコンティニューシステムを採用しており、コマンド選択時にセレクトボタンを押すとパスワードが表示され、ゲームオーバーになっても、そこからの再開が可能となっている。
BGMはクラシック音楽など[5]で構成されている。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.19 | 2.90 | 3.03 | 2.95 | 2.73 | 2.98 | 17.78 |
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