内閣府の重要政策に関する会議の一つ ウィキペディアから
総合科学技術・イノベーション会議(そうごうかがくぎじゅつ・イノベーションかいぎ、英語: Council for Science, Technology and Innovation[1]、略称: CSTI)は、内閣府に設置される「重要政策に関する会議」のひとつである。内閣総理大臣、科学技術政策担当大臣のリーダーシップの下、各省より一段高い立場から、総合的・基本的な科学技術・イノベーション政策の企画立案及び総合調整を行う役目を担っている。
内閣総理大臣及び国務大臣と有識者の議場として、日本全体の科学技術を俯瞰し、各省より一段高い立場から、総合的・基本的な科学技術政策の企画立案及び総合調整を行うことを目的とする。会議の議長は内閣総理大臣。会議の議員定数(議長を除く)は14人以内で関係閣僚・官吏のほか民間の有識者から内閣総理大臣が任命(有識者議員)するが、当該民間からの任命には衆議院・参議院両方の同意を必要とする(国会同意人事)。
内閣府設置法第26条において、以下の所掌事務が定められている[2]。
以下は科学技術・イノベーション基本計画に関連した(改組後の)答申である:
(2024年4月1日現在[5])
(注記)
総合科学技術・イノベーション会議は内閣府設置法第18条を設置根拠とする[6]。第18条に基づくことから本会議は重要政策に関する会議の1つとなっている。
科学技術会議を前身とする。
2001年(平成13年)1月6日、内閣府設置法(平成11年法律第89号)に基づき、「総合科学技術会議」として設置された。
内閣府設置法の一部を改正する法律(平成26年法律第31号)の施行により2014年5月19日に現在の「総合科学技術・イノベーション会議」へ改組されるとともに、科学技術政策に関する司令塔機能の一層の強化がなされた。
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