絵のない絵本
ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる短編小説集 ウィキペディアから
ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる短編小説集 ウィキペディアから
『絵のない絵本』(えのないえほん、原題 : Billedbog uden Billeder)は、デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの連作短編集。
屋根裏部屋で暮らす貧しい画家は、夜に訪れる月の語る話によって寂しさを慰められていた。その話を画家が書きとめたという設定で、33夜にわたる短い物語を収める。
1839年の初版では第20夜までだったが、再版で31夜まで追加され、1855年の第4版で33夜が揃った。1914年の版では挿絵が入った。
2020年2月29日から3月1日にかけて、松下IMPホールにてミュージカル「絵のない絵本」として上演。全4公演。
脚本家・小説家の木下半太がミュージカル脚本化し、屋根裏部屋で生活をしている貧しい作家・アンデルセンのもとに月が話しかけ、月が見たという話をアンデルセンが書き留めていくという設定のもと、「親指姫」「はだかの王様」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」など8つの物語を現代風にアレンジした全8話構成で上演。 主演のアンデルセン役を白石拓也、月の声を梅田彩佳が務めた[1]。
本作品の第28夜をもとにヴィーチェスラフ・ノヴァークが1905年に交響詩《永久なる憧れ》を作曲している。日本では本作をもとにして樽屋雅徳が同名の吹奏楽曲を作っている。アンサンブル曲ではファゴット四重奏の『絵のない絵本 第10夜』、クラリネット八重奏の『第12夜』、フルート八重奏の『第23夜』、金管六、八重奏の『第29夜』がある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.