福岡刑務所
福岡県宇美町にある刑務所 ウィキペディアから
福岡刑務所(ふくおかけいむしょ)は、法務省矯正局の福岡矯正管区に属する刑務所。福岡県糟屋郡宇美町に位置し[1]、九州最大・日本第三(府中刑務所・大阪刑務所に次ぐ)の規模を持つ。通称「福刑(ふっけい)」。
下部機関として4か所の支所(大牟田拘置支所・久留米拘置支所・飯塚拘置支所・厳原拘置支所)を持つほか、福岡拘置所が福岡市内にある。
所在地
収容分類級
- B級
- P級
犯罪傾向の進んだ短期受刑者・身体障害者を収容する。現在地移転前(百道時代)は刑場(絞首台)が設置され死刑執行が行われていた[3]。
収容定員
- 2,100人(平成17年5月現在)
沿革
組織
所長の下に4部1室を持つ5部制である。
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇担当、作業担当)
- 教育部
- 医務部(保健課、医療第一課、医療第二課)
- 分類審議室
外観・設備
- 刑務作業設備は豊富で、木工・印刷・洋裁・金属・革工作業場などを設置。
- 待機ボックス。電話ボックス状の形で、幅と奥行きが共に約60センチ、高さが約180センチ。ボックス内では座ることが可能、受刑者が中に入ると外から施錠される。福岡県弁護士会によると受刑者の間では「びっくり箱」とも呼ばれているという。
特記事項
- 社会復帰をスムーズにするため、小型車両系建設機械・溶接の職業訓練を実施。
- Y・YL級、性犯罪者などを考査分類し処遇を決定する、いわゆる「分類センター」が存在。
著名な受刑者
脚注
関連書籍
参考文献
外部リンク
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