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『神咒神威神楽』(かじりかむいかぐら)は、日本のアダルトゲームブランドのlight(ライト)が2011年9月30日に発売したアダルトゲーム。神座万象シリーズの第3作目。略称は「神咒」、「かかか」など。
2013年4月25日には、アダルトシーンを削除して新規イベントCGと立ち絵を追加したPlayStation Vita版『神咒神威神楽 曙之光』が発売された。同年6月28日、『曙之光』PC版も発売された。
「大欲界天狗道」という理の下で独特の文化を形成した日本を舞台に、八人の益荒男たちと「化外」と呼ばれる異形の者たちとの死闘を描いた和風伝奇バトルアドベンチャーゲーム。2009年に発売された『Dies irae 〜Acta est Fabula〜』(以下、Dies irae)スタッフの最新作であり、シナリオ・原画・音楽はそれぞれ正田崇・Gユウスケ・与猶啓至が継続して担当している。
『Dies irae』には、マリィルートの遥か未来に第六天波旬と呼ばれる流出者が誕生し、神座を賭けて彼と『Dies irae』の登場人物たちが戦い、相打ちとなったところでメルクリウスの流出によって回帰して玲愛ルートにつながるという裏設定があり、本作はその最終決戦の際に第六天波旬が勝利していればどうなったかを描いたIFストーリーである[1]。 そのため、作中で明確に描写されてはいないものの、前作『Dies irae』の設定を引き継いでおり、かなりの登場人物たちが転生という形で再登場(前世の記憶があるもの、ほとんどないものなど様々)を果たしている。また、作中では前作の人物に関する内容や重要語句などは阿比留草文字に似た言葉で書かれているケースが多い他、キャラクターの服装にも何種類かの神代文字らしき文字が使われている。
ストーリー形式は四組の個性豊かな男女の群像劇という形となった。また、純和風のADVということで、縦書きフォーマットの使用や作中での外来語の排除などの試みがなされている。特に、外来語の排除に関しては、ゲーム内のコンフィグ画面にまで徹底されている。
なお正田崇によれば、『PARADISE LOST』から続いた一連の座を描く神様シリーズ(神座万象シリーズ[2])は、本作をもって最終作と語っている。
更に2011年11月には、light公式サイトおよび、正田崇のTwitterにおいて本作と事実上の前作に当たる『Dies irae』のコンシューマ化が発表された。
300年前の東征戦争に敗れてから鎖国を続けてきた神州・葦原中津国は、今や存亡の危機にあった。
東から流入する陰気によって国内は汚染され、国外からは開国を迫る西洋列強の手が着実に伸びてきていた。そのような内外の憂慮を打開すべく、時の政権は再び東征を行うことを決意する。化外と呼ばれる異形の魔性によって支配されている国土の東側、穢土を奪還することで陰気の流入を断ち切り、列強へ神州の国力を誇示するためであった。
東征軍の総大将を任じられた久雅竜胆は、戦意高揚の名目で開かれた御前試合にて、坂上覇吐たち個性豊かな益荒男たちと出会い、彼らを率いて東征へと赴く。国土を東西に二分する淡海を超えた先に、どれほどの脅威が待ち受けているとも知らずに…。
穢土に君臨する八柱の大天魔。300年前に東征軍を壊滅させた化外の首魁たちであり、誰もが言語を絶する規格外の実力を持つ。穢土の外界全てに対して極大の憎悪と憤怒を抱いており、穢土を守るべく竜胆たちの前に立ちふさがる。
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