石立真悠子

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石立 真悠子(いしたて まゆこ、1987年1月18日 - )は、福井県福井市出身のハンドボール選手。日本ハンドボールリーグ三重バイオレットアイリス所属。

概要 石立 真悠子Mayuko Ishitate, 三重バイオレットアイリス #81 ...
石立 真悠子
Mayuko Ishitate
三重バイオレットアイリス #81
ポジション CB
所属リーグ 日本ハンドボールリーグ
基本情報
日本
出身地 福井県福井市
生年月日 (1987-01-18) 1987年1月18日(38歳)
身長・体重 166 cm
57 kg
利き腕
出身 小松市立高等学校
筑波大学
所属クラブ
クラブ
2009- オムロン
2014-2017 フェヘールヴァールKC
2017 JJ GANG
2018 オムロン
2018-2019 JJ GANG
2019- 三重バイオレットアイリス
代表歴
2001  日本 U-16
2004-2005 日本 U-20
2009-2016,2018-  日本
受賞歴
日本ハンドボールリーグ
  • 最高殊勲選手賞:2012年
  • ベストセブン賞:2013年
全日本社会人選手権
  • ベストセブン:2013年
獲得メダル
 日本
アジア競技大会
2010 広州
2014 仁川広域市
2018 ジャカルタ/パレンバン
ジュニアアジア選手権 (U-20)
2004 バンコク
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経歴

要約
視点

福井市明倫中学校時代にハンドボール部の顧問に誘われハンドボールを開始[1]2001年第10回JOCジュニアオリンピックカップでは優秀選手に選ばれた[2]

中学卒業後は小松市立高等学校へ進学。

2年時2003年、選抜大会優勝、インターハイ2位、国体3位。3年時2004年、選抜大会・インターハイ・国体3冠。 高校単独チームとして全日本選手権に出場。2004年には第8回アジア女子ジュニア選手権の日本代表に選出された[3]

高校卒業後は「ハンドボールを続けるなら一番強いチームに行きたい」という理由で、当時全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)3連覇を達成していた筑波大学へ進学[1]2005年は第15回世界女子ジュニア選手権の日本代表に選出された[4]

2006年は関東学生ハンドボール・春季リーグで優秀新人賞を受賞[5]。秋季リーグでは優秀選手賞を受賞した[6]。同年のインカレでは2年ぶりの優勝に貢献し、優秀選手に選ばれた[7]

2007年は春季リーグ・秋季リーグでそれぞれ優秀選手賞を受賞した[8][9]。インカレでは2連覇を達成し、2年連続で優秀選手に選ばれた[10]

2008年は春季リーグで優秀選手賞を受賞[11]。秋季リーグでは2季ぶりの優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞した[12]。同年のインカレでは3連覇を達成。3年連続で優秀選手に選ばれた[13]

2009年日本ハンドボールリーグオムロンへ加入[14]。同年7月の第14回ヒロシマ国際ハンドボール大会で日本代表に初選出された[15]。12月には第19回世界選手権の日本代表に選出された[16]

2010年はジャパンカップや第15回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[17][18]。11月には第16回アジア競技大会の日本代表に選ばれ、銀メダルを獲得した[19]

2011年は日韓定期戦や第16回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[20][21]。10月にロンドンオリンピック・アジア予選の日本代表に選ばれた[22]。12月には第20回女子世界選手権の日本代表に選出され[23]、19得点を記録した[24]。2011-12年シーズンはリーグ10位の57得点を挙げた[25]

2012年はロンドン五輪・世界最終予選の日本代表に選出[26]。2012-13年シーズンは広島メイプルレッズとのプレーオフ決勝で両チーム最多の6得点を挙げ[27]、最高殊勲選手賞を受賞した[28]

2013年は日韓定期戦や第18回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[29][30]。7月に行われた第3回社会人選手権ではベストセブンを受賞[31]。12月には第21回女子世界選手権の日本代表に選ばれた[32]。2013-14年シーズンは初のベストセブンを受賞した[33]

2014年は第19回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[34]。7月にハンガリー1部のフェヘールヴァールKCへ移籍した。移籍後は両足を疲労骨折し、治療のため半年で帰国した[35]

2015年はリハビリを経てハンガリーリーグに復帰。第20回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選ばれた[36]。10月にリオデジャネイロオリンピック・アジア予選の日本代表に選出[37]。12月には第22回女子世界選手権の日本代表に選ばれた[38]

2016年3月にリオデジャネイロ五輪・世界最終予選の日本代表に選ばれた[39]が、敗退。その後は燃え尽き症候群となり、フェヘールヴァールKCの2年契約も終了したため帰国を考えていたが、「ハンガリーで自分なりに成し遂げたことがあれば戻っておいで」と家族に言われ、自分では満足していなかったため再び1年間ハンガリーでプレーすることを決めた[1]

2017年に帰国し、福井国体に向けて福井県体育協会(JJ.GANG)に所属。

2018年1月に古巣・オムロンに復帰。背番号は「20[40]。同年は春までJJ.GANGとしての試合予定がなかったため、試合勘を失わないようにと各団体に相談。「海外での経験を選手たちに伝えてほしい」というオムロン側の希望もあって、同年3月までの期間限定移籍となった[41]。4月から再びJJ.GANGでプレー。6月にジャパンカップの日本代表に選ばれた[42]

2019年4月に三重バイオレットアイリスへ移籍。背番号は「81[43]

詳細情報

年度別成績

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チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2009-10 オムロン 1530/58.5170/030/58410
2010-11 1529/73.3970/029/73790
2011-12 1557/112.5090/057/1121020
2012-13 1541/76.5390/041/76650
2013-14 1557/91.6260/057/91550
2017-18 615/28.5360/015/28110
JHL:6年 81229/438.5230/0229/43833230
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  • 各年度の太字はリーグ最高

JHLプレーオフ

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チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2009-10 オムロン ソニーセミコンダクタ九州戦 (準決勝) 1/4.2500/01/4100
2011-12 ソニーセミコンダクタ戦 (準決勝) 3/6.5000/03/6100
北國銀行戦 (決勝) 0/2.0000/00/2100
2012-13 広島メイプルレッズ戦 (決勝) 6/10.6000/06/10000
2013-14 ソニーセミコンダクタ戦 (準決勝) 3/7.4290/03/7110
北國銀行戦 (決勝) 6/10.6000/06/10000
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タイトル・表彰

日本ハンドボールリーグ

  • 最高殊勲選手賞:1回 (2012年)
  • ベストセブン賞:1回 (2013年)

社会人選手権

  • ベストセブン:1回 (2013年)

記録

日本ハンドボールリーグ

背番号

  • 8 (2009年 - 2014年)
  • 20 (2014年 - 2019年)
  • 81 (2019年 - )

代表歴

日本代表

大会別成績

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大会 対戦国 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2015年 リオ五輪
アジア予選
 ウズベキスタン2/21.0000/02/2000
 中華人民共和国1/3.3330/01/3000
 カザフスタン0/1.0000/00/1000
 韓国2/6.3330/02/6000
世界選手権  デンマーク戦 (予選)1/3.3330/01/3010
 モンテネグロ戦 (予選)3/7.4290/03/7010
 チュニジア戦 (予選)3/9.3330/03/9110
 セルビア戦 (予選)5/10.5000/05/10000
 ハンガリー戦 (予選)2/7.2860/02/7000
 中華人民共和国戦 (17-20位戦)1/4.2500/01/4020
 プエルトリコ戦 (19-20位戦)3/31.0000/03/3000
2016年 リオ五輪
世界最終予選
 チュニジア1/5.2000/01/5100
 オランダ4/41.0000/04/4100
 フランス1/2.5000/01/2010
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脚注

外部リンク

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