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日本のプロ野球選手(捕手) ウィキペディアから
石原 貴規(いしはら ともき、1998年2月3日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
小学校2年から野球を始め[2]、宝塚市立宝塚第一中学校時代は甲子園リトルシニアに所属[3][4]。
創志学園高等学校時代は2年秋から正捕手。1学年下の高田萌生とバッテリーを組み、3年夏の県大会は決勝戦に進出するも敗退し、甲子園出場経験はなかった[2]。
天理大学時代はベストナインを3度受賞し、4年春のリーグ戦では打率.408で首位打者を獲得している[2]。大学の1年後輩に、後にプロでもチームメイトとなる森浦大輔がいた[5]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから5位指名を受け[6]、11月15日に契約金4000万円、年俸700万円(推定)で仮契約した[7]。背番号は62。担当スカウトは鞘師智也[8]。
2020年は、一軍への昇格はなく、ウエスタン・リーグ34試合に出場し、打率.202、4本塁打、8打点の成績だったが、二軍戦最後の2試合で3本塁打、さらにフェニックスリーグでも3本塁打を打った[9]。
2021年は、3月17日の東京ヤクルトスワローズとのオープン戦(明治神宮野球場)で本塁打を放ち[10]、初の開幕一軍入りを果たすと[11]、3月28日の対中日ドラゴンズ3回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)で9回表に守備から一軍初出場をすると、その後の9回裏のプロ初打席で四球を選び出塁した[12]。その後4月16日に一軍登録を抹消されたが[13]、4月29日に一軍に再昇格し[14]、同日の対横浜DeNAベイスターズ戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)でプロ初の7番捕手で先発出場し、7回裏の第3打席では濱口遥大から右前安打を打ち、プロ初安打・初打点を記録し、その後、長野久義の打席で長野が見逃し三振に倒れた際に盗塁を決め、プロ初盗塁も記録した[15]。5月20日に、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で、陽性判定を受けたと発表された[16]。陽性判定が明らかになる前の5月18日に、球団の判断により「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録を抹消されていた[17][18]。
2022年は一軍で9試合の出場に終わった。
2023年は一軍出場がなかった。
2024年は開幕一軍入り[19]。4月16日の対横浜DeNAベイスターズ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で8回に同年初打席で同年初本塁打を放った[20]。7月13日の対東京ヤクルトスワローズ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では延長11回に田口麗斗から自身初となるサヨナラ本塁打を放った[21]。
二塁への送球タイムは最速1秒85[2]。強肩で送球も正確とされる[2]。打撃ではパンチ力が武器[22]。リーダーシップも高く評価されている[7]。
愛称は「小石」[23]。
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