目黒 (目黒区)

目黒
町丁
目黒区美術館
目黒目黒の位置
北緯35度38分6.04秒東経139度42分27.78秒
国	日本
都道府県	東京都
特別区	目黒区
面積 ^[1]
• 合計	0.6176 km²
人口（2021年（令和3年）4月1日現在）^[2]
• 合計	13,545人
• 密度	22,000人/km²
等時帯	UTC+9 (日本標準時)
郵便番号	153-0063^[3]
市外局番	03^[4]
ナンバープレート	品川

目黒

町丁

目黒区美術館

目黒

目黒の位置

北緯35度38分6.04秒東経139度42分27.78秒

日本

面積

^[1]

• 合計

0.6176 km²

人口

（2021年（令和3年）4月1日現在）^[2]

• 合計

13,545人

• 密度

22,000人/km²

153-0063^[3]

03^[4]

概要

目黒区の北東に位置し、品川区（上大崎）との区境に当たる。高台の目黒一丁目から目黒四丁目まで、1km強に亘って帯状に続く地域である。目黒川が北西から南東に向かって流れており、川をはさんで23区内としては深い谷が刻まれている。谷はJR 目黒駅から目黒通りでは権之助坂を下り、下った所で目黒川が流れる。その左右がすべて南西に下る台地となっており、台地から富士山が望むことができる。また目黒川から南西方向に再度緩やかな登坂が続き下目黒となる。

また、JR 目黒駅を根拠とした汎称地名としても使われ、JR目黒駅が品川区上大崎にあるため、この一帯も含めて目黒地域と称することもある。

世帯数と人口

2021年（令和3年）4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである^[2]。

さらに見る 丁目, 世帯数 ...

丁目	世帯数	人口
目黒一丁目	2,369世帯	3,986人
目黒二丁目	1,636世帯	2,736人
目黒三丁目	1,727世帯	3,239人
目黒四丁目	1,766世帯	3,584人
計	7,498世帯	13,545人

閉じる

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる^[5]。

さらに見る 丁目, 番地 ...

丁目	番地	小学校	中学校
目黒一丁目	全域	目黒区立田道小学校	目黒区立大鳥中学校
目黒二丁目	1〜3番 13〜15番	目黒区立田道小学校
目黒二丁目	その他	目黒区立下目黒小学校
目黒三丁目	4〜21番	目黒区立下目黒小学校
目黒三丁目	その他	目黒区立田道小学校
目黒四丁目	全域	目黒区立油面小学校

閉じる

地価

住宅地の地価は、2014年（令和3年）1月1日の公示地価によれば、目黒2-1-18の地点で104万円/m²となっている^[6]。

歴史

江戸の守護のために安置された江戸五色不動の一つ、目黒不動（泰叡山瀧泉寺、目黒区下目黒）は慈覚大師円仁の創建と伝える古刹である。目黒不動は五色不動の中で最も著名であり、21世紀でも庶民の信仰を集めている。

1745年（延享二年）当時は、江戸町奉行が管轄する町屋の南西の端に位置していた。拡大する江戸の範囲を絵図に引いた朱色の線（朱引）の内側であると1818年（文政元年）に定めたとき、目黒は朱引の外側にあった。ただし、町奉行の支配地域である黒線（墨引）の内側には入っていた。本来であれば江戸の領域外となるはずだったが、目黒不動尊のために唯一の例外として御府内とされた。江戸末期に至るまで武家地としてはもとより町人町としてもほとんど機能しておらず、目黒不動尊の寺町として栄えていた。筍の名産地だった。

明治に入ると東京奠都や明治政府設立に大きく貢献した公家の三條實美公爵邸をはじめ佐賀藩士の久米邦武邸など、上大崎と区境を跨る形で広大な邸宅が点在する住宅地として知られるようになった。