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1890-, 俳優。 ウィキペディアから
玉島 愛造(たましま あいぞう、1890年12月19日 - 没年不明)は、日本の俳優。本名は菊沢 敬之助(旧姓は山内)。
1890年(明治23年)12月19日、愛媛県宇和島市に生まれる。東京の私立商工中学を中退後、独学で教員免状を取り、小学校に8年間勤務した[1][2]。また、その間に川端画学校で西洋画を学び、十数年の間絵画の製作を続けた[1]。
1925年(大正14年)、東亜キネマ甲陽撮影所に開設された佐藤紅緑主宰の俳優養成所に年齢超過で資格がないのを無理に頼んで入所する[1][2]。同年に『海国の母』で映画デビューし、脇役として細山喜代松監督『赤熱の力』等に出演。やがて等持院撮影所に移籍し、多くの作品で老け役、敵役を演じた。
1931年(昭和6年)、嵐寛寿郎プロダクションに移り、『鞍馬天狗』シリーズで数回黒姫の吉兵衛を演じるなど、嵐寛寿郎の助演として活躍[1][2]。1937年(昭和12年)の同プロ解散後は、新興キネマを経て松竹下加茂撮影所に転じ、1960年(昭和35年)頃まで出演を続けた[1][2]。温厚な人柄で、戦後は好々爺などを演じた[1]。没年不明。
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