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特殊刑事課(とくしゅけいじか)は、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する、警視庁内の架空の部署。
警視庁の誇るエリート刑事(扱いづらい変わり者)集団で10数人が所属している。毎回亀有公園前派出所や葛飾署にやってきて合同調査を行う(特殊刑事が来ることを聞いた両津勘吉の叫び声で派出所が壊れることもしばしば)。個人でそれぞれ車両や航空機を持つなど作中に登場する刑事課では大規模である。しかし、その持っている装備品に着目すると『骨董品』・『化石』と揶揄されるほどの旧式装備が大半であり、性能上現代兵器に劣るとされ、断続的にこれらの装備で活動することは絶望的と言われる。特殊刑事課はこのような劣勢を両津の勢いでカバーしつつ犯人を確保せざるを得ないため、ある程度は強いものの、部品調達が困難な状況から継戦能力は限定的なものであるとみなされている。特殊刑事課は警視庁の中にあり、また部屋はとても広く、海パン刑事のパトカー(ポルシェ911)、月光刑事・美茄子刑事、ムスタング刑事の戦闘機(夜間戦闘機月光、P-51マスタング)や、ドルフィン刑事のミニ潜水艦、タイガー刑事の戦車(ティーガーI)が格納されている。「特殊刑事課」という呼称が判明したのは月光刑事が登場してから。
アニメ版では独自にオフィスビルを有しており、課長はハトポッポ刑事(以前はちょんまげ刑事だった)。テレビスペシャル「檸檬と謎の盗賊団!」では六本木ヒルズ森タワーに本拠地を構えたこともあった。スペシャル版ではほぼ毎回、海パン刑事・ドルフィン刑事・月光刑事&美茄子刑事が登場しており、敵キャラクターとして登場することもあるが、ほとんどは両津を助けており、頼りにされている(しかし、相手によっては手も足も出ずにあっさりと負けてしまうこともあり一瞬で出番が終わる)。また、スペシャル版以外にも出てくることがあり、原作と比べて出番はかなり増えている。ただし、両津は酷い目に遭うことも多く、場合によっては彼らの活動で壊した建物の弁償まで押しつけられる事もあるので煙たがってもいる。原作では犯罪現場で新しい特殊刑事が来ると聞いたら「急用が出来た」と逃げようとすることもある。メンバーごとに乗る装備は決められているが海パン刑事など特に乗り物が決められていないメンバーもいる。
メンバーの殆どは協調性があり、全員で夏休みの旅行に出掛ける事もある。ちなみに全員がお揃いのビキニパンツを持っており、海水浴の際にそれを身につけるが、その様子を見た両津に「おぞましい光景」と酷評された。
2021年に発売した「グランドジャンプ」11号には特殊刑事課が登場する新作読み切り「七人も刑事」が掲載された。
節に使用している名前はコードネームで、特記なき限り「刑事」は「デカ」と読む。特定のメンバーを除いて、博物館に展示されているような骨董品級の乗り物しか持てず、これらを操縦して現場に急行する。登場する場面では戦隊ヒーローのように名乗る。
立番(りつばん)選手権の審査員を務めた刑事。立番を得意としており、犯人が目の前を通っても微動だにしないらしい。両津曰く「特殊刑事課の中で一番地味」。特殊刑事課レインボーチームのリーダー。「レインボー」と称するが、黒の隊員しかいない。
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