牟礼駅
長野県上水内郡飯綱町栄町にあるしなの鉄道の駅 ウィキペディアから
歴史
- 1888年(明治21年)5月1日:国鉄の駅として開設[1][2][5]。
- 1981年(昭和56年)1月20日:貨物取扱廃止[2][7]。
- 1982年(昭和57年)6月21日:業務委託駅となる[8]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5][7]。
- 2015年(平成27年)3月14日:北陸新幹線金沢延伸開業に伴い[9][10]、しなの鉄道に移管[4]。駅名標をしなの鉄道のデザインに変更。移管後、駅業務は飯綱町に委託[6]。
- 2024年(令和6年)8月25日:駅名標を『上田れむ』と『みつどん』を添えたデザインに変更。
- 2026年(令和8年)春季:交通系ICカード「Suica」利用サービス開始(予定)[11]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。両ホームは跨線橋で連絡している[3]。木造駅舎を備える。
2015年の北陸新幹線開通に伴う移管が行われるまではJR東日本豊野駅管理の業務委託駅で[12]、みどりの窓口が設置されていた[1][2]。移管後は飯綱町に委託されている[6]。
以前上下線ホームには国鉄民営化後にJR東日本長野支社が打出した「一駅一名物」の産物として、飯縄山の飯縄三郎天狗伝説にちなんだ大天狗像があり駅のシンボルだったが[13]、老朽化により2006年に上りホーム像[注釈 1]が、2017年11月までに下りホーム像が撤去[14]された。なお下りホーム像の跡地には同年12月、新たなシンボルとして美術家田窪恭治によるリンゴをモチーフにした陶板画モニュメントが設置された[15]。
なお、当駅には発車ベル設備がある。
のりば
- 番線番号はしなの鉄道への移管の際に改めて設定された。
- 以前は、上下線間に中線があり列車待避に使用されていたが、一部撤去されている[2]。
- 改札口(2021年8月)
- ホーム(2021年8月)
- 撤去前の下りホーム天狗像(2009年4月)
駅舎・跨線橋
利用状況
「長野県統計書」によると、2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員は492人である[長野県 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。なお、2000年度(平成12年度)- 2014年度(平成26年度)の統計はJR東日本時代のものである。また、2014年度(平成26年度)と2015年度(平成27年度)の統計は非公表である。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,090 | [JR東 1] |
2001年(平成13年) | 1,036 | [JR東 2] |
2002年(平成14年) | 1,017 | [JR東 3] |
2003年(平成15年) | 987 | [JR東 4] |
2004年(平成16年) | 969 | [JR東 5] |
2005年(平成17年) | 904 | [JR東 6] |
2006年(平成18年) | 848 | [JR東 7] |
2007年(平成19年) | 857 | [JR東 8] |
2008年(平成20年) | 864 | [JR東 9] |
2009年(平成21年) | 838 | [JR東 10] |
2010年(平成22年) | 815 | [JR東 11] |
2011年(平成23年) | 785 | [JR東 12] |
2012年(平成24年) | 800 | [JR東 13] |
2013年(平成25年) | 767 | [JR東 14] |
2014年(平成26年) | 非公表 | |
2015年(平成27年) | 非公表 | |
2016年(平成28年) | 738 | [長野県 2] |
2017年(平成29年) | 736 | [長野県 3] |
2018年(平成30年) | 699 | [長野県 4] |
2019年(令和元年) | 636 | [長野県 5] |
2020年(令和 | 2年)492 | [長野県 1] |
駅周辺
長野市内へのアクセスが良好であるため、駅付近は朝夕かなり混雑する。北部高等学校への通学生の利用も多い[1]。 2005年9月30日までは駅北側を流れる鳥居川が上水内郡牟礼村と三水村との境目だった。
バス路線
「牟礼駅」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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