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埼玉県の県道 ウィキペディアから
熊谷東松山道路(くまがやひがしまつやまどうろ)は、埼玉県熊谷市から東松山市の国道254号、関越自動車道東松山ICへ至る県道の通称である。東松山側では森林公園通りとも呼ばれる。
東松山インターチェンジから埼玉県北部、群馬県東部へのアクセス道路となっている。
この道路が建設された背景には、関越自動車道が開通すると熊谷市周辺などの県北部や群馬県東部から東京方面へ行く場合には、東松山インターチェンジへ流入することが予測されていたが、当時は東松山市と熊谷市をはじめとする県北部では生活圏の結びつきが少なかったことから流動が少なく、道路も1.5車線から2車線程度の県道のみ(併行する国道407号は当時、埼玉県道熊谷入間線)で道路整備が遅れていたため、通行量増加に耐えうる道路が至急に必要であったことから、有料道路方式によって整備された。
無料化された現在では、実質併行する国道407号のバイパス的な役割を持っている。
滑川町福田 - 熊谷市村岡(6.9km)
熊谷市万吉 - 熊谷市広瀬(4.8km)
東松山ICから武蔵丘陵森林公園を経て熊谷市街方面に抜ける路線(4車線)と、途中熊谷市万吉地内から分岐して国道140号に至る路線(2車線)からなる。
熊谷市街に至る路線は東松山ICから熊谷市を結ぶ路線として、また国道140号に至る路線は、東松山ICから国道407号の群馬県太田市方面や国道17号上武道路へのバイパスとなっている。
比企郡滑川町森林公園南口から熊谷市万吉交差点までの区間は、かつて熊谷東松山有料道路であり、管理は埼玉県道路公社が行っていたが、2004年(平成16年)11月末に開通から30年の償還期限を迎え、無料開放された。現在は県道として、熊谷県土整備事務所(熊谷市内区間)および東松山県土整備事務所(比企郡滑川町内区間)が管理している。 なお、有料道路時代は迂回の仕方次第では料金所付近のみを避けて通れたため、あまり交通量が多くなかった。
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