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日本の男性アニメーター、アニメ監督 ウィキペディアから
滝口 禎一(たきぐち ていいち、1961年11月27日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー、アニメーション演出家、アニメ監督。石川県出身[1]。ufotable所属。
アニメーターを目指して石川から上京し、テレコム・アニメーションフィルムに入社[1]。以降、約30年間をテレコムで活動するも2017年に退社。同年以降はufotableにて活動している。
同期には貞本義行、田中達之、横堀久雄、末永宏一、長嶋陽子、中込利恵などがいる[1]。
テレコムで仕事をしながら、世界との合作作品も多く手掛けており、初の原画担当作品である「ルパン三世 風魔一族の陰謀」以降は10年以上、世界との合作作品を中心に活動しており、キャラクターデザイン、作画監督などでも参加している。世界との合作作品はufotable移籍後も参加している。
日本国内向けの作品でも、原画の他絵コンテ、キャラクターデザインとして活動しており、テレコムの中核アニメーターとして同社の手掛ける多くの作品に参加していた[1]。同社所属時における最後の劇場アニメ作品となった2017年公開の劇場作品「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」ではメインのアクションシーンである「棚田の50人斬りシーン」の原画を担当。本作の監督・キャラクターデザインである小池健が力を入れたシーンである[2][3]。なお、同社退社後も制作作品にアニメーターとして参加することがある。
ufotable代表取締役社長でプロデューサーの近藤光とは、近藤がテレコムで制作進行をしていた時期からの友人であり、合作作品の意見を聞くこともあり、また近藤からのオファーを受け、演出未経験ながら「劇場版 空の境界 第四章 伽藍の堂」にて初の監督を務めることになる。本作では製作期間中、出向という形でufotableに席を置き、絵コンテ・演出の他須藤友徳と共同でキャラクターデザイン・作画監督を務めている。同作品では、近藤からのオーダーもあり、約470カット中レイアウトを300カット以上、原画も150カット近くを一人で担当している。本作は原作者の奈須きのこも高く評価しており、続編を執筆するのに消極的であった奈須は第四章の試写会で映像を見た際に作品の完成度の高さに感動し、続編「未来福音」の執筆を決意している[4]。本作の制作終了後は再びテレコムに戻ることになるが、2017年に再びufotableに移籍して活動を開始した。
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