九州大学病院別府病院
大分県別府市にある病院 ウィキペディアから
大分県別府市にある病院 ウィキペディアから
九州大学病院別府病院(きゅうしゅうだいがくびょういんべっぷびょういん)は、大分県別府市にある九州大学医学部・歯学部附属の大学病院である。地元では、前身機関の略称である「温研」、「生医研」と呼ばれる[2]。病院の理念は「患者さんに満足され、医療人も満足する医療の実現を目指します[3]」。
九州大学病院別府病院 | |
---|---|
情報 | |
正式名称 | 九州大学病院別府病院 |
英語名称 | Kyushu University Hospital at Beppu |
前身 |
九州大学温泉治療学研究所附属病院 |
標榜診療科 | 免疫・血液・代謝内科、循環・呼吸・老年病内科、外科(一般外科、消化器外科、乳腺外科)、放射線科、整形外科 |
許可病床数 |
140床 一般病床:140床 |
機能評価 | 一般・療養100床以上200床未満:Ver6.0 |
開設者 | 国立大学法人九州大学 |
管理者 | 堀内 孝彦(病院長)[1] |
開設年月日 | 1931年(昭和6年)10月31日 |
所在地 |
〒874-0838 大分県別府市大字鶴見字鶴見原4546 |
位置 | 北緯33度17分36.7秒 東経131度28分48.8秒 |
二次医療圏 | 東部 |
PJ 医療機関 |
1931年(昭和6年)、当時の九州帝国大学が温泉を活用した温熱療法等の研究を行うために、別府温泉で知られる別府市に日本の大学で初めての温泉療法の研究施設である温泉治療学研究所を設置。温泉治療学研究所には診療部門として内科が設置された。
その後、数度の組織改編を経て、研究部門は九州大学生体防御医学研究所の一部となり(2011年(平成23年)3月に別府地区は廃止)、診療部門が当病院となって、温泉療法医によるリハビリテーションなど温泉を活用する臨床研究も行われている。
量、種類ともに豊かな温泉資源に恵まれた別府温泉では、1912年(明治45年)に陸軍病院、1925年(大正14年)に海軍病院(現国立病院機構別府医療センター)が開設され、温泉療法が実践されていた。
1931年(昭和6年)には、日本の大学で初めての温泉療法の研究施設として、九州大学温泉治療学研究所が開設された。本研究所では、温泉療法の科学的研究が行われ、リウマチや膠原病といった内科疾患をはじめとする各種疾病の治療への温泉の活用などが試みられた。研究領域は徐々に拡大し、1959年(昭和34年)には温泉理学部門が増設されて、リハビリへの温泉の活用の研究も行われた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.