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日本の港湾 ウィキペディアから
洲本港(すもとこう)は、兵庫県洲本市海岸通一丁目にある兵庫県管理の地方港湾である。2020年3月現在、定期運航している旅客航路はない。
旅客定期船は週3往復(火・木・土)沼島汽船が沼島行きを運航しているのみであったが、2016年4月1日付けで休止となっている[1]。
洲本ポートターミナルは明石海峡大橋開通後も高速バスの乗り場として機能していたが、洲本内港の埋立により造成された洲本バスセンターに1999年4月1日よりその機能を移している。
高速バス乗り場移転後は、空きスペースを利用して淡路島テレビジョン(ケーブルテレビ)、ボートレースチケットショップ洲本(競艇場外発売場)が入居している。
2017年6月25日から9月下旬まで社会実験運航として深日港行きが運航、同年7月9日から関西国際空港(ポートターミナル)行きが1日5便で運航開始したことから、再び旅客定期便が就航する港となった。
かつては洲本川の河口と直結しており、大雨時に市街地が洪水になることや、砂の堆積によって大型船が停泊できなくなる問題などから明治時代に洲本川が改修され、港の近代化が図られた。これにより淡路紡績(のちの鐘紡)を誘致した。
大鳴門橋の開通で、高速道路が津名一宮インターチェンジまで整備されると神戸港・大阪港発着便は埋立地の造成によって整備された津名港にも寄港するようになり、洲本港の役割は小さくなっていった。
それでも、明石海峡大橋開通までは、旅客船においては神戸港中突堤・大阪港天保山・関西国際空港行き(共同汽船)、深日港行き(深日海運)の客船・高速艇が運航されていたが、開通後は神戸・大阪行きが廃止され、残る深日港行きも関西国際空港行きを経て廃止、別途淡路開発事業団により洲本パールラインとして運航を続けていたが、2007年(平成19年)4月1日で休止した。貨物船の入港も石灰石輸送を中心に相当数あったが、大鳴門橋・明石海峡大橋の開通により激減した。
2017年6月25日から9月下旬までと2018年7月1日から翌年2月下旬まで社会実験運航として、深日港行きが運航されている。同路線は18年ぶりの復活となる[2]。
2017年7月9日から2018年7月13日まで淡路関空ラインが関西国際空港(ポートターミナル)行きを1日5便で運航開始した。同路線は2007年以来10年ぶりの復活となる[3]。しかし、2018年7月14日以降休航となった。
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