横手市民会館
秋田県横手市にある多目的ホール ウィキペディアから
秋田県横手市にある多目的ホール ウィキペディアから
横手市民会館(よこてしみんかいかん)は、秋田県横手市に所在する多目的ホール。
秋田県内初となる市立の多目的ホールとして1968年(昭和43年)6月1日竣工、同年7月1日に開館[3]。1993年(平成5年)11月には大規模改修工事を行っている[4]。標高90m前後の台地に整備されている[5]。設計は岡建築設計事務所、施工は伊藤建設工業[6]。
本施設に隣接する形で「記念公園運動広場」(300mトラック、80m×50mフィールドの陸上競技場)が整備されている。これは大正天皇の即位を記念して市民会館ができる前に整備されていたもので、1962年(昭和37年)3月に陸上競技場が竣工、1992年(平成4年)に多目的運動広場として竣工した[5]。
横手市民会館は、2023年(令和5年)で建築から55年を迎え、施設全体の老朽化が著しい。また、旧耐震基準で建築された施設で安全面に懸念があることや、ステージが狭いこと、駐車場が不足していること、高台に位置しているためアクセスしづらい(特に冬場)ことなど課題となる点がある[7]。また、近年重要視されているバリアフリーやユニバーサルデザインへの配慮が不足していることなども挙げられる[7]。
基本計画からは変更されず、横手市民会館は横手市条里に整備されることになった[8][9]。現行の横手体育館の南側にあたる土地で、建築範囲は高齢者センターと条里跡広場に及ぶ[10]。施設の概要については、以下の通り[10][1][6]。
県内の多目的ホールとしては、あきた芸術劇場ミルハス(秋田市)に次ぐ規模で、県南では最大規模となる[9]。
2023年10月、一括発注した関連工事の入札が不落となり、各設備工事・建物本体工事を分割して発注するように変更して同年11月に再公告をした[12]。ただ、物価高騰や建設業界の人手不足の問題が厳しさを増す中で、同年12月15日に工事の開札を中止することが発表された[12][13]。これに伴い、施設の開館は1年程度遅れる見通し[12]。
以下の施設からなる[2]。
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