栗田土満

1736-1811, 日本の国学者、歌人。号は岡廼舎。『神代紀葦牙』撰 ウィキペディアから

栗田 土満(くりた ひじまろ、元文2年(1737年) - 文化8年7月8日1811年8月26日))は、日本国学者歌人岡廼舎(おかのや)。

生涯

元文2年(1737年)、遠江国城飼郡平尾村(現・静岡県菊川市中内田)にて、広幡八幡宮(現平尾八幡宮)の神主の子として誕生。

明和4年(1767年)、江戸賀茂真淵の門下となり、国学を本格的に学び始めた。真淵の死後は伊勢国を経て、本居宣長の薫陶を受けた。また、寛政2年(1790年)、故郷である平尾村に学び舎を創設し、「岡廼舎」「岡の屋」と呼称された。ここを拠点に、研究を行うとともに、国学や和歌を講じた。ここから歌人の石川依平[1]栗田真菅小國神社小国重年らを輩出した。孫弟子に松尾多勢子などがいる[2]。栗田自身も、『日本書紀』を解説する書籍など、多くの著書を著した。

文化8年(1811年)死去。享年75。

顕彰・史跡

平尾八幡宮には、栗田の業績を記念する石碑が建立されている。また、栗田の生家跡には、生誕地を示す標識が建てられている。

著作

  • 『岡屋歌集』
  • 『神代記葦牙』

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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