栗林駅
香川県高松市藤塚町にある四国旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
香川県高松市藤塚町にある四国旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
栗林駅(りつりんえき)は、香川県高松市藤塚町三丁目にある四国旅客鉄道(JR四国)高徳線の駅である。駅番号はT25。駅表示パネルのコメントは「栗林公園の駅」。
島式ホーム1面2線を有する高架駅。1番のりばは8両編成対応。2番のりばは7両編成対応。CTC化後に1番のりばが一線スルー(現在は制限速度100km/h)化されている。
高架開業当時、ほとんどすべての急行「阿波」・「むろと」が通過していたが、上り列車は2番のりばを通過していた。しかし、2021年現在、特急「うずしお」を含めた全列車が停車する。
駅舎は高架下に設けられており、プラットホームを含めると3階建てとなる。
現在の駅舎は地上時代に駅の西側で高徳線を跨いでいた高松琴平電気鉄道琴平線をさらに跨ぐ形で高架化されている。駅員が駐在するのは7時から19時までである。2010年3月12日までは20時までであったが、3月13日のダイヤ改正より短縮された。
1階は店舗スペースとなり、2011年3月11日までは、旧駅舎時代から営業していたキヨスクが存在した。2階はコンコースとなり、改札口外には水洗トイレを備える。
2階からホームまでの間には昇りのみエスカレータが設置されている。エスカレータの稼働時間は、朝の6時から夜の19時までである。一方、2021年(令和3年)4月現在、エレベーターは未設置で駅の入口からコンコースまでの間や、ホームからコンコースに降りる場合のバリアフリー対策は未対応である。現状ではそうした対策の必要な乗客に対しては、駅員が個別に対応を行っている。
高徳線の駅(起終点の高松駅・徳島駅を除く)で勝瑞駅の次に利用客が多い。これは、高松 - 栗林間がU字型になっており、栗林駅から市街地中心部へ行く人が多いからである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 1,492 |
2001 | 1,414 |
2002 | 1,365 |
2003 | 1,312 |
2004 | 1,245 |
2005 | 1,156 |
2006 | 1,102 |
2007 | 1,078 |
2008 | 1,076 |
2009 | 1,087 |
2010 | 1,045 |
2011 | 1,037 |
2012 | 1,012 |
2013 | 1,001 |
2014 | 1,097 |
2015 | |
2016 | |
2017 | |
2018 | |
2019 | 1,123 |
2020 | 956 |
2021 | 894 |
2022 | 880 |
駅周辺はマンションが急増し、人口が増加している[要出典]。高架下には、駐車場、駐輪場、高松市の「レンタサイクルポート」がある。
高架化以前の当駅北側敷地跡には、ベルコによる結婚式場「聖ソフィア・チャーチ」が開業。後に閉館し同社の葬祭場「シティホール藤塚」が2016年3月にオープンした[8]。
当駅の高架下には香川銀行今里支店JR栗林駅出張所が出店していたが2008年5月23日に今里支店へ統合される形で閉鎖。出張所跡にはJR四国グループのJR四国不動産開発が入居している。
高松琴平電気鉄道の栗林公園駅とは約500メートル離れている。なお、栗林公園は隣の栗林公園北口駅が最寄り駅である。
駅前にことでんバスの「JR栗林駅」停留所があり、「レインボー循環バス」(西回り便・東回り便)が発着する。高松駅、瓦町駅などのターミナル駅のほか、新興商業地の「レインボー通り」を結んでいる。
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