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神奈川県横浜市金沢区の町名 ウィキペディアから
金沢区東部沿岸部に位置する。北で長浜、東で福浦、南東で海を挟んで八景島、南西で海の公園、南西で寺前、西で金沢町、北西で西柴と隣接する。金沢区中部の丘陵地帯と南側の平地および埋立地からなる。
住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、柴町7番85の地点で17万9000円/m2となっている[5]。
1939年(昭和14年)7月1日、当時の磯子区金沢柴町から西柴と長浜が分離され、現在の柴町が成立した。現在の町域にはその後造成された埋立地も含む。かつては丘陵に囲まれ東京湾に面した漁村で、柴漁港に臨む中心集落は「小柴」(こしば)と呼ばれたが、1970年代に埋立が行われ、柴漁港を除き内陸となった。北部で丘陵が海に突き出して小柴崎またはマサキの鼻と呼ばれる岬を作り、現在でもその名残りの海食崖がある。その南側の海岸が防波堤に囲まれ柴漁港となっていた。柴漁港は埋立により建設し直され内陸の掘込港のような形となった。「小柴沖」はアナゴ、シャコその他の漁場として有名で、小柴が海岸でなくなった今日でもこの名で呼ばれる。1853年には黒船がこの付近に碇泊している。富岡八幡宮、宝蔵院等に記録された伝承によれば、古くは北の長浜に大きな漁村があったが、応長年間の大津波で破壊され、移住者が「越し場」と名付け小柴集落を開いたという[6]。
2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[13]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
358〜389番地 | 横浜市立並木第四小学校 | 横浜市立並木中学校 |
1〜356番地 391〜394番地 400番地以降 | 横浜市立文庫小学校 | 横浜市立金沢中学校 |
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
柴町 | 79事業所 | 799人 |
経済センサスによる事業所数の推移。
経済センサスによる従業員数の推移。
南東端を金沢シーサイドラインが通るが駅は設置されていない。金沢シーサイドライン八景島駅・海の公園柴口駅が利用できる。
町内の警察の管轄区域は以下の通りである[17]。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 金沢警察署 | 柴町駐在所 |
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